2008年12月7日日曜日

スモールステップのための最適な入門書


「若者のための~」となっているが、若者に限らず政治をうまく利用していない(できていない)人のための最適な入門書です。

「自分が一番-もっとわがままになろう」
 他人に迷惑をかけない限り、自分の利益を主張できるのが民主主義の権利

「権利を使わない人は政治家からも無視される」
 自分の権利を行使しない人間は、他者をねたむことはできない。まずは自分の権利を行使することを考えよ

「当たり前のことを疑え」
 すべての人間が自分の利益を実現するために努力している。力のあるものは巧妙に自分たちの利益を実現させている。「当たり前」と信じ込まされていることの中にも多くの欺瞞がある。安易に妥協せず、まず疑ってかかれ

「(作られた)当たり前をめぐる戦いこそが、政治である」
同時にすべての人の利益を実現することはできない。相反する利益の代表がせめぎあう手段が政治である。自分の利益を実現させるために、もっと政治を活用せよ。

「政治」というだけで胡散臭いとか面倒とかそんなイメージがある。(自分も含めて)しかし、民主主義の社会では「政治」という方法こそがだれにでも保障されている利益実現のプロセスである。だれかに助けてもらうことを期待し続けるよりも、もっと積極的に行動して自分の利益を実現しよう。(さもないと誰かの利益実現のためにだけ生活することになる。)
「政治」というのは、該当演説やデモ行進だけではない。政党やマスコミに自分の意見を送ることから始まる。それはメールでも手紙でも良いだろう。YOUTUBEに映像をUPするのでもよいだろう。とにかく主張しなければあなたは存在しないことになってしまう。

まずは小さなところから行動してみよう。行動しなければ何も変わらない!