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2009年11月24日火曜日

さらに読書!

さらに読む読む



平台にあるのを見て購入。
東北の地方都市で暮らす登場人物たちの暮らしを通して、現代の地方都市の現状と問題点を浮き彫りにする作品。どの登場人物もふとしたことからどんどん不幸になっていく。さらに最後には・・・人の不幸を見て読者が「自分のほうがまだまし」と思えるようにすることが狙い?大作だが読みやすくあっという間に読めた。安易なハッピーエンドではない。処方箋は自分で見つけようということか。




本の雑誌2008年度ベスト1
国際宇宙ステーションに派遣された米ソ混成3人のチーム「エクスペディション6」
帰還を目前にして、スペースシャトルの大気圏突入時の空中分解事故が発生。シャトルの3人は無事に地球に帰還することができるのか?
丁寧な描写、そしてウィットに富んだ語り口で米ソの宇宙開発史を丁寧に紐解いていく。さらに宇宙ステーションの中での生活、そして帰還に向けた波乱に満ちたやりとりを描く。文章を読んでいるうちに自分も宇宙飛行士を追体験できる。ベスト1納得の一冊。






そして山崎豊子。沖縄返還交渉時の密約をすっぱ抜く敏腕新聞記者。しかし余りに切れ味が鋭すぎて社内からストップがかかる。しかし新聞記者の正義観から世間への公表を諦めきれない主人公は、(現在衆議院議員長を務める)国会議員に情報提供を行い、国会で密約疑惑の公表を託す。しかしその資料から主人公は国家公務員法111条違反の容疑で起訴される。
前途洋洋だった主人公の人生が音を立てて崩れていく。さあ、裁判の行方は・・・という物語。まだまだ裁判は始まったばかり。
岡田大臣が調査を命じている密約のうちの一つ?例によってフィクションとは言いつつも実際の事件を元に描かれた小説。重厚かつ感情のひだまでも描き出す山崎節炸裂。まだまだ中盤。物語はさらに続く。

2009年11月21日土曜日

読書。偏ってるぅ・・・

気が付くと書店とテレビ局の思惑通りになっているような気が・・・
もっといろんな本を読まなきゃね



現在NHKでドラマ放送中。すばやい場面展開、マニアックな用語続出、裏の裏の裏の裏の・・・と続くストーリーで結構楽しめた。ドラマとは基本的にストーリーが異なるようだがパラレルワールドなのか続きものなのか。心理戦と思いきや、結構派手な展開なのでこれはテレビでは無理だろう。えっ?もしかして映画までいっちゃうのかな?

ドラマの渡部篤郎はケイゾク以来?のハマリ役。こちらもNHKっぽくない緊迫感で土曜日が楽しみに



これまた、映画化されるとのことなので読んでみた。出版当時は異色のミステリーだったと思われるが期待していた分だけがっかり感強し。中盤以降は説明的な展開でちょっとげんなり。エンターテインメントとはいいがたい感じ。



さらに、NHKドラマ坂の上の雲繋がりで貸し本屋を活用して22巻までの全巻読書中。マンガとは言えない?セリフの多さに結構骨が折れる。日清戦争の戦闘の様子がずいぶんと詳細に描かれていて、このペースで日露戦争まで終わるのか?と思っていたら案の定これは第一部ということだった。タイトルと内容が一致するのは何年後?

2009年10月27日火曜日

乱読いろいろ



情熱大陸、週間ブックレビューで紹介されていたのを観て購入。
乳と卵は早々に挫折してしまったが、これは最後まで読めた。力作である。



NHKでのドラマ化されるのに合わせて読み始めた。さすがに読ませます。まだまだ先は長い・・・



ジュンク堂のおすすめコーナーに釣られて。正解主義を捨てて修正主義の人生戦略を。看板がなくなった時、退職した後、自分はどうするのか?大変参考になりました。すでに年齢オーバーですが間に合いますでしょうか・・・



右肩上がりの時代はもう戻ってこない。「豊かさ」の概念を変えていくことが必要。内需拡大、ずいぶん前から言われているが具体的に何をするかはいつになっても出てこない。待っていてはダメなのかもしれない。提案して具現化して政治を使って広げていくというプロセスが必要なのだろう。それが今の職場でできるか?人生折り返しを過ぎている。何をするかは自分次第である。



よっぽどのことが無い限り4年間は民主党政権である。普段の生活から仕事の内容まで何が変わって何が変わらないか。知っておく必要があると思い購入。各分野毎に何を行うと主張してきたか、その背景は、などを含めてわかりやすく、コンパクトにまとまっている良書。
分配政策はすばらしい。社会保障も実現できればすばらしい。地方分権は住民にも覚悟が必要。できないこともあるかもしれないが一緒に育てていく心構えが必要だ。





twitter本。「仕事で使える・・・」の方は周辺事情も含めて「つぶやくだけなのに何ができるの・・・?」という疑問に答える本。しょせん道具なのでどう使うかによって効用は異なるが、リアルタイムでグーグルを越え、発言者が匿名ではないので2ちゃんねるを越え、オープンであることでSNSを越える。まだまだ可能性のあるツールである。

「活用ガイド」はちょっと古い本だが、マニュアル本的。紹介されているソフトは古いものもあるが基本は一緒なので役に立ちます。

ちなみに現在iphoneを使っているが、最近はもっぱらこれです。

2009年10月16日金曜日

平台の小説2冊&コミック



映画になるというので思わず購入。
娘を殺された父親が犯人を探し出し復讐するという話。人気作家だけありどんどん話の中に引き込まれる。犯人はかなり憎い感じでどんどん主人公に感情移入していける。現代の日本では復讐は認められていないが、主人公を応援してしまう自分と同時にそれを続けると際限なくなるというブレーキをかける自分が湧き出てくる。

時効撤廃や死刑論議さらには裁判員制度など、法律について考える機会が増えるだけに問題提起となる作品だと感じた。



裁判員制度といえば、こちらのコミックも面白い。裁判員ではないが、裁判をひたすら傍聴するというお話し。いろいろな裁判があり、さまざまな人間模様が展開される。気軽に読めるエンターテイメントでありつつ、実はすべて実話ということ。原作をマンガ化したものとのことだが、「えっ、ほんとにこんな事件あるの?」というようなお話しが続出。映像化も予定されているそうだ。




こちらは平台にあったので手に取った。
隕石が地球に衝突し人類が滅亡することが確実となった。混乱の5年間を経て落ち着きを取り戻した日本の仙台市で生活する様々な人たちの人間模様を描く。
設定としてはおもしろい。話の展開も巧妙。ただ心に響くかと言われると・・・
まあ、こういう本もあっていいのかな。こちらも手軽に読める一作

2009年10月5日月曜日

秋の読書2冊



紀伊国屋で平台に並んでいるのを見て、面白いかな?と思いBOOKOFFで購入。

脳ものSFだと思い読み始めたが、設定にややそれらしきものがあるものの、殺人ミステリーものだった。
内容としてはそれなりにおもしろかったが、最後は何度もちゃぶ台をひっくり返すような展開となり終了。やっぱり自然が一番?





もう一冊は歴史もの。新総理の提唱する東アジア共同体を進めていくためには、まず日本側が先の戦争に伴う様々な事柄をもっと国民全体で議論し、考え方をきちんと整理しないとうまくいかないだろう。

戦争を知らない世代としては、その辺りの知識をまず押さえていくことが肝要。アメリカ盲従という「わかりやすい(思考停止した)」外交では多極化した時代を乗り切れない訳であり、地方公共団体としても何かにつけお付き合いの増えるであろうお隣さんに恥ずかしくない知識は持っている必要がある。

そもそも大陸へと勢力拡大を行ったのは、西欧各国のように利権を求めてということではなく、安全保障の観点からドイツのローレンツ・フォン・シュタインが提唱する「利益線(国土の存亡に関係する外国の状態)」を朝鮮半島に置くことを目的としていた。第1次世界大戦時に日英同盟を根拠にドイツの植民地であった南洋諸島を奪ったのも同じ理由からである。

ここまでは帝国主義の流れに日本も乗ったというところだが、満蒙の扱いをめぐって対外的に主張している内容と国内向けに主張している内容に齟齬が生じ始める。さらに外交では中国の方が上手であったことから国際社会において次第に袋小路に追い込められていく。
さらに、大正時代に国内政治が迷走し国民本位の政策を実現できなかったときに、本来民主主義のプロセスにかかわるべきではない勢力が強くなりすぎ、結果、停戦や終戦のチャンスを逃しまくっていたというのが実態のようだ。

これを「日本も被害者だ」と主張するのはいかにも的外れというか負け犬の遠吠えとでも呼ぶのか。

いままで見てみぬ振りをし、ないがしろにしてきた事項を一つ一つ真摯に解決していかないといつまで経っても2流、3流の国から抜け出ることができないと感じた。


高校生向けの授業をまとめた本であるが、かなりレベルが高いと感じた。しかしこのレベルの知識を国民が皆共有することが議論への第一歩につながると思う。

amazonより

内容紹介
かつて、普通のよき日本人が「もう戦争しかない」と思った。
世界最高の頭脳たちが「やむなし」と決断した。

世界を絶望の淵に追いやりながら、戦争はきまじめともいうべき相貌をたたえて起こり続けた。

その論理を直視できなければ、かたちを変えて戦争は起こり続ける。

だからいま、高校生と考える戦争史講座。
日清戦争から太平洋戦争まで。講義のなかで、戦争を生きる。

*

生徒さんには、自分が作戦計画の立案者であったなら、自分が満州移民として送り出される立場であったならなどと授業のなかで考えてもらいました。講義の間だけ戦争を生きてもらいました。

そうするためには、時々の戦争の根源的な特徴、時々の戦争が地域秩序や国家や社会に与えた影響や変化を簡潔に明解にまとめる必要が生じます。その成果がこの本です。……本書「はじめに」より

◆日本だけでなく、世界の人々がなにを考え、どのような道を選択したのか、 かつての人々が残した言葉をたどりながら、詳しく鮮やかに紐解いてゆきます。縦横無尽に「戦争」を考え抜く。歴史の面白さ・迫力に圧倒される5日間の講義録◆

内容(「BOOK」データベースより)
普通のよき日本人が、世界最高の頭脳たちが、「もう戦争しかない」と思ったのはなぜか?高校生に語る―日本近現代史の最前線。

「ストレッチ・メソッド」を試してみた



ストレッチ本はいろいろあるが、「なぜこうすると筋肉が伸びるのか」が写真と丁寧な解説で説明されていて、理論をきちんと理解しながら実践することができます。

ランニングをしているのですが、いまいちスピードに乗り切れないのは股関節が硬いせいだと自覚していて、それを何とかしたいと思い購入。早速実践してみるといままでうまく伸ばせなかったところまできちんと伸びていて非常に良い感じです。

この本と金哲彦氏の「ランニング・メソッド」で目指せ健康体!

目標は70代になっても走れる体を維持し、介護いらずの「飲むなら焼酎、死ぬなら卒中」「ピンピンころり」だ!!



amazonより
内容紹介
これぞストレッチの新・常識

―――「体幹操作」と「5つのコツ」で、体が変わる!―――

ストレッチというと、体を伸ばすポーズがいくつか思い浮かぶはず。しかし、そのポーズの多くは充分に筋肉を伸ばせていないのです。本書で紹介する5つのコツできちんと伸ばし、高性能な体を手に入れましょう!

【5つのコツを駆使して伸ばし、理想の体を手に入れよう】

多 くの方々がご存知のストレッチも、体のしくみを知ってコツを駆使すれば、じつはもっともっと伸ばせます。本書は「5つのコツ」を紹介し、一つひとつの筋肉 をきちんと伸ばす手順やポイントわかりやすく掲載しているので、ていねいに全身を伸ばせるようになります。また、体が硬くて悩んでいる方向けの軽めのスト レッチも紹介しています。

【ストレッチで伸びる「しくみ」がわかる】

筋肉は、ただ引っ張るだけでは充分には伸びません。脱力したり筋膜の弾力性を高めたりすることが必要。こういった、きちんと伸ばすためのしくみを知っておけば、効率よく体を変えられるのです。

【硬い人は「体幹ドリル」で体をゆるめよう】

体の硬い人は、さまざまなところが動かなくなっています。これを放っておくと低体温や不調のもとに。まずは、すべての動きのおおもとになる胴体(体幹)をゆるめ、快適で伸びやすい体をつくりましょう。

【5つのコツの全貌が明らかに】

5つのコツは、すべて生理解剖学をふまえた科学的根拠のある方法論。これを図解を用いて、わかりやすく紹介。伸びるしくみとコツがよくわかります。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
谷本 道哉
1972年静岡県生まれ。国立健康・栄養研究所特別研究員。大阪大学工学部卒。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は筋生理 学、トレーニング科学。スポーツ・トレーニングを、遺伝子・細胞などミクロなレベルから、生体の運動パフォーマンスというマクロなレベルにわたり研究して いる

石井 直方
1955年東京都生まれ。東京大学教授、理学博士。専門は身体運動科学、筋生理学。81年ボディビル世界選手権3位、82年ミスターアジア優勝など、競技 者としても輝かしい実績を誇る。エクササイズと筋肉の関係から健康や老化防止まで、わかりやすい解説には定評があり、テレビ番組への出演や雑誌の監修も多 数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

2009年9月21日月曜日

「極北で」を読んだ!



荒野もの。1616年、北極海ではオランダとイギリスが油を求めて競って捕鯨を行っている。その中のある捕鯨船が男を一人極北に残して帰航の途についた。
男は同僚と賭けを行っていた。1年間この地で生き延びることができるのか。どう考えても人間が生きていける地ではない。しかし男は残ることにした。男はこの航海に出る直前愛する妻と生まれたばかりの子どもを亡くしていた。半ばやけになっていたのかもしれない。

この誰もいない、人間の生を拒むような地で彼は頑なに日課を守り、日記を綴り、そして神に祈る。靴職人である亡き妻の父の下で身に付けた靴作りを続けているといつの間にか妻との生活を思い出す。幸せだった日々、生まれてくる子どものことを考える日々、そのようなことを思い出しているうちに彼の元に妻が現れる。幻影の妻との日々を過ごしながら、次第に彼はこの地で生きている意味を考えていく。

1年が経ち、仲間の船がやってきたとき、彼には不思議な力が備わっていた。それは・・・




同じ極地ものでも、以前読んだこの本とはかなり印象がちがう。「エンデュアランス号」はまさに冒険活劇。1人の落伍者も出さず全員が帰還するまでの長い長い道のりを描いている血沸き肉踊る実話である。

一方「極北で」は400年前の航海日誌から紡ぎ出す小説であるが、人間の生と贖罪について深い考察をめぐらす作品である。
極北の白夜の中で主人公が苦悩する描写は、淡々としつつも無駄の無い表現で読者を引き込む。そして自然の圧倒的な力の前に一人ひとりが生きている意味を考える、そんな作品である。


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内容(「BOOK」データベースより)
1616年夏、北極海。イングランドの捕鯨船が帰国の途に着こうとしていた。トマス・ケイヴという名の寡黙な男を一人残して―。明けない夜。うなりをあげ る吹雪。闇を染めるオーロラ。雪と氷に閉ざされた極限状態のなか、ケイヴは、日々のできごとを克明に記し、生きるために獣を狩り、思い出深いヴァイオリン をアザラシたちにむけて奏でる。ケイヴはなぜ、極北の地に残ったのか。底知れない哀しみを抱えた男の越冬と魂の救済を重ねあわせた、胸をゆすぶる物語。英 国人女性作家が400年前の航海日誌と豊かなイマジネーションで紡ぎだした、壮大なスケールのデビュー長篇。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハーディング,ジョージーナ
1955年英国生まれ。ロンドンの出版界で働き、80年に来日。翌年まで東京で編集の仕事に従事。以後アジア各地、ヨーロッパ大陸を旅してまわる。現在はエセックス州コールチェスター在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

2009年9月19日土曜日

「走る女たち」を読んだ!



ランニングもの。走る「女性」ということで、むさくるしい男ものよりもおもしろいかも?と思い購入。

そもそも女性が走るということ自体さまざまな制約があった時代、男装してまでマラソン大会に参加し、女性ランナーへの道を開いた方に始まり、アドベンチャーランやトレイルランのエリートランナー、気が付けば8万キロも走っていたというランナーなど結構とんでもなくすごい人たち15人のエピソードを紹介している。

中には拒食症とたたかいながら365日24~32キロ走り続ける女性、乳がんと戦いながら走り続ける女性
、ムスリムの戒律に対抗しながら自由を求めて走り続ける女性などすごい人ばかりです。

さらに「脳もの」で出てきた走ることで学習障害がよくなってきた女性、てんかん発作をかかえながら一般の理解向上のために走り続ける女性などなど、頭が下がります。

こんなすごい人もいるんだなぁ。
ただ気になったのは、すべての人がスピードを求めていること。追い立てられるようにスピードを求めレースでのタイム短縮、順位向上が描かれている。それが走ることのモチベーションになるというのはわかるような気もするが、現在の自分はタイムやスピードよりも長く走ることを目標にしたいと思っているので、そのような話も読みたかったなあとも思う。


amazonより
内容紹介
走ることに魅せられた女性ライターが、ポジティブ・ランニングで人生の転機を素敵に乗り越えた15人の女性たちの物語をまとめたノンフィクション。
走っ ている限りてんかんの発作が起こらない「ダイアン」、学習障害と闘いながら天性の運動神経を開花させた「シェリル」、イスラム教徒には許されない女子ラン ニングの解禁を訴える「アスラ」、末期がんを患いながらもランニングを続けて延命する「ルイーズ」、性転換で女性ランナーとなってランニング大会に参加し た「ジャネット」――。

走る女たちにとってのランニングは、健康やダイエットといった単純な目的のためにはあらず。それぞれに走る理由を抱える女は、トレーニングに打ち込み、自 分に挑戦し、走り続け、人によっては奇跡的な成果を生み出す。どの女たちもじつに魅力的で人生を謳歌している。読みすすむうちに不思議と走り出したくなる 一冊。

内容(「BOOK」データベースより)
走れば元気が出る!!ポジティブランニングで人生の転機を素敵に乗り越えた15人の感動秘話。

2009年9月16日水曜日

「整理HACKS!」を読んだ!



机の周りはなかなか片付けられない。欲しい資料が欲しい時に限って出てこない。同僚と一緒に資料作成をするとファイル管理がうまくいかない・・・こんな時にはこの本を読みましょう。

どこでもオフィスを実現でるようにする便利なツールがいろいろと出ているようで、大変参考になった。ただここまで徹底的にできるかどうかはずぼらな私にはちょっと無理なので、活用できるところからやってみようと思う。

「脳地図を書き換える」を読んだ!



脳もの第2弾。この手の本を東洋経済が出しているのにひかれて購入。
「脳を鍛えるには運動しかない!」と同じように運動により脳が大きく変化することが海外の研究結果の紹介とともに触れられている。

脳は細かな領域に分けられそれぞれの領域に名前が付けられており、これを「脳地図」と呼ぶ。脳科学の世界ではおよそ100年間、「脳地図」は決まった役割を果たしていて、この領域-役割という関係は一生変わらないとされてきた。
しかしここ10年程の研究成果により、「大人の脳は変わらない」が迷信であることが証明されたのだ。

この本ではこれまで普遍と思われてきた「脳地図」の領域を超えて脳がその構造を変えるほどの可塑性をもっているということをさまざまな実例を元に紹介している。

 65歳で脳卒中から回復(失われた機能を脳の他の領域が補完している)
 聴覚障害者は目が良い(視覚野が聴覚野にまで拡大している)
 視覚障害者は点字を指で読む時に視覚野まで使用している(指の感覚野が視覚野にまで拡大している)
 戦争や病気で体の一部を失ったにもかかわらず、その後も失った部分に痛みを感じる「幻肢痛」
 足を見ると性的興奮を覚える「足フェチ」(感覚地図において足と生殖器が隣接している)

など、おもしろいエピソードが満載である。

さらに、メンタルトレーニング(たとえばスポーツの動きを頭の中で視覚としてイメージするトレーニング)により、実際に運動したときと同じ変化がおきているそうだ。これにより運動能力を高めることができるだけでなく、うつや強迫性障害といった心の病を治すことができるそうだ。

ビジネスでも必要な集中力を養うため、また心の病や依存症の治療のために「瞑想」の実施を薦めている。「瞑想」というとスピリチュアルな香りがするのだが、実際には脳の可塑性を利用して脳の力を高める「筋トレ」と位置づけている。

瞑想すると脳は激しく覚醒しながらリラックスするという特別な状態に入りガンマ波が出るが、アメリカのウィスコンシン大学での研究結果では瞑想の修業時間が長いほどガンマ波の強くなることが証明されたそうだ。

瞑想により新しい脳マップを構築することで、仕事にも生活にも集中力と幸福感を感じながら過ごすことができると結んでいる。

よし、今度は走っている時に瞑想できるように工夫できないか調べてみようと思う!


amazonより
出版社/著者からの内容紹介
大人の脳は変わらないと信じられてきたが、しかし、それは俗説であった。幼児、子どもの脳だけでなく、大人の脳もどんどん変化を続けることを紹介。脳地図 (脳のそれぞれの部位が体のどことつながっているかを明らかにしたもの)はピアノ、バイオリン、スポーツなどの運動、リハビリなどによっても変わるが、心 に何かを思い浮かべるだけでも変わる。本書は脳科学における革命的な書物である。
ま ず、本書は「脳は変わらない」というのは完全に俗説であることを指摘。さらに、シナプス(情報伝達の道)という脳全体から見て小さいものではなく、大脳や 小脳といった脳の部位そのもの役割が変わってしまうことを明らかにする。そして、どのようなことをすれば、脳が大きく変わっていくかを解説。脳を変えるた めの瞑想やイメージトレーニングの仕方なども解説する。

内容(「BOOK」データベースより)
頭をよくする特効薬はエクササイズだった。人間の脳がもつ驚異的な柔軟性と脳を変えるための具体的な方法を解説。

2009年9月15日火曜日

「脳を鍛えるには運動しかない」を読んだ!




走るモチベーションを維持するために何冊か購入したランニング関連本のうちの一つ。

運動をすると心肺系が鍛えられ、筋肉量も減らすことができるので健康維持が可能・・・という感じの本と思っていたのだが、いやいやどうして!運動の効果はもっとすごいところにある、という内容。

脳細胞は大人になると増えることは無い、どんどん死んでいくのみと考えられてきたのだが、最近の研究では大人になっても脳細胞を増やすことが可能なのだそうだ。しかもそれは「走る」ことで可能になる。

そもそも人間は食料を得るために毎日かなりの運動量をこなしていた。遠くまで獲物を走って追いかける。それを家族が待つ場所まで運ぶなどなど、運動することが当たり前の生活を続けながら進化してきたのである。体の器官の一部である脳も例外ではない。

運動することで脳内ホルモンのバランスが最適化され、脳細胞が増え、さらにニューロンのネットワークが増える。
これが何を意味するかというと、運動すると「脳が健康になる」「脳の機能向上が図られる」「さまざまな病気の治療および予防が可能になる」という、都合の良い話ばかりがどんどん紹介される。

何となく「運動するとすっきりする」から体によい感じがする、という観念論的もしくはトンデモ本ではなく、実際に世界の脳科学者により行われた研究成果や論文の内容を紹介しながら、理論的に「運動は脳をベストの状態にする」ことを紹介している。

筆者はアメリカの著名な医師であり、アメリカの最も良い医者のランキングにいつも登場するそうだ。

40歳を越えて急に代謝が落ち、筋肉も落ちるスピードが速まってきたように感じる。まるで砂時計の砂が落ちるようだ。しかしこの本によると、その砂時計に砂を供給することができるようだ。それはまさに運動!走ることで進化してきた人間にとって一番大事なのは走ること!そう読んだ。

この本を読むと「なぜ運動しないでいられるのですか?」と問いたくなる。
大当たりの一冊です。




アマゾンより

出版社/著者からの内容紹介

人間の脳は走りながら進化した。
脳と気持ちが劇的に変わる脳科学からの運動指南。
空前の脳ブームとランニング・ブームを結ぶ待望の書!

「この10年、脳についてたくさんの本を読んできたけれど、本書はもっとも役に立つ1冊だ」
(ドナルド・ミッチェル:amazon.comトップ10レビュワー)

  アメリカ・イリノイ州のとある学区では、朝の授業の前に「0時間体育」の試みを始めたところ、参加する生徒の成績が上がりました。しかも、0時間目の直後 に受けた1時間目の教科にとくに顕著な効果が現れたのです。その理由は──予想もしなかった運動と脳の関係にありました。
 運動すると気分がスッ キリすることは誰でも知っています。けれどもなぜそうなるのかわかっている人はほとんどいません。本書は「運動と脳」の関係に神経科学の視点から初めて しっかりとメスを入れ、運動するとなぜ学習能力が上がるのか──のみならず、ストレス、不安、うつ、ADHD、依存症、ホルモン変化、加齢といった人間の 生活・人生全般に影響を及ぼすのか、運動がいかに脳を鍛え、頭の働きを取り戻し、気持ちを上げるかを解き明かします。

2009年9月8日火曜日

「DAWN」を読んだ!





内容紹介
最高の純文学にして究極のエンターテインメント! 2033年、人類で初めて火星に降りたった宇宙飛行士・佐野明日人。しかし、宇宙船「DAWN」の中ではある事件が起きていた。世界的英雄・明日人を巻き込む人類を揺るがす秘密とは?

そうか、純文学なのか。近未来のアメリカが舞台のSFとして読んだが・・・。
設定が非常に精緻であり、その中に現代につながるキーワードをちりばめられており違和感無く世界観を堪能することができた。

東京では大震災があり、主人公明日人は息子を亡くしている。アメリカは大統領選の終盤に差し掛かっており、野党民主党は選挙で挽回を図るべく民間エージェントにキャンペーン映像を委託しているが芳しい出来にならない。そんな中、与党共和党が武力介入し泥沼となっている東アフリカで禁止されている生物兵器が使用され、あろうことか国内でもその被害が出ているとの情報が入ってきた。
巻き返しの切り札として情報収集を進めているうちに、有人火星探査「DAWN」との関係が次第に判明してきた。世界に公開されていないある事件とは?東アフリカとの関連は?大統領選との関連は?

というお話。

プロットはしっかりしており、さらに表現に無駄が無い。舞台は近未来だが、人間のドラマがしっかりと描かれている。結末はやや物足りなさを感じたが自信を持ってお薦めできる作品である。

ひとつ難点を挙げれば、表紙のデザイン、なんとかならなかったのでしょうか?
これじゃ、効果音ですよ・・・せっかく良い作品なのにこれで引く人もいるのでは。

2009年7月31日金曜日

今週読んだ本

まずは落語物。出だしはちょっととっつきにくかったが楽しくあっというまに読了。それぞれのハッピーエンドで何より。



つづいて食事もの。恋人に捨てられた主人公が田舎へ帰り、得意の料理をもとに幸せを1日1客に提供する。さらに家族との関係や家族同様のペットとの関係を織り交ぜてこれまたそれぞれの幸せをめぐるお話し。個人的にはややでき過ぎのプロットと感じた。映画化されるそうだが好きな人にはすきなんだろうなぁ・・・



2009本屋大賞とのことなので期待しながら読んだ。これを読むとパック牛乳が飲めなくなる?
ひとつの事件を元にさまざまな登場人物の「告白」がなされ、それがまた新たな展開をというお話し。最初の告白が一番強烈で新鮮だったが、中盤ややなかだるみ。最後はおお!ってな展開となるわけだが、個人的にはこのような「目には目を、歯には歯を」的な話しが好きになりにくい。とくにラストはそれでいいのかぁ?って感じ。痛快!ってのとは違う後味感。まあ、わかりやすいし読みやすいので本屋さん的にはいいタマってことなのでしょうね。

2009年7月17日金曜日

本能の「マラソン」?

あごが痛むので歯医者に行き、その帰りに本屋によった。

目当ての本がなかったので、ジュンク堂に行った。
目当ての本を見つけたあと1階でふらふら見ていたらこんな本を見つけた。

帯の言葉にやられた。
まさに「マラソン」!本能のままに、いや理性が必要。根気強く、人間の本質を突いた作品だ。
(しかも早くも映画化決定とのこと。どうするんだ・・・)

手持ちがなかったので購入しなかったが、明日にでも買いに行こう!


101回目の夜―Just do it.No excuses!


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2009年7月14日火曜日

本日の購入本

昨日からはまっているドラマのビデオを遅くまで見てしまい
眠くて三角山までは行けそうにないので、今日は病院の帰りに
本屋へ直行。ランニング関係含めて6冊御購入。さあ楽しもう。


本当は7を探していたのだが無かったので・・・













やっぱりいるんだこんな人、と思った本
ルートはすごいです。きちんと外周を回ってます。
さらにテント、シュラフ、マット、その他身の回り品を担いで(!)
走ってます。これは究極!?










tutumix氏も持っているはず。
理想は省エネで長距離をゾーン3でどこまでもである。
理想に近づくためには自己流だけでなく教えを請おうと思う。











最近しきりにウエストや体重が気になっているかみさんを
ランニングに巻き込もうプロジェクトの準備として。
tutumix家のように素敵夫婦へ昇華なるか?
(頑固だからほぼ無理と思うけど・・・)

かみさんのために買ったのだけど、意外とおもしろかった。
7人の女性ランナーのインタビューがのっているのだが
特に練習で工夫していることやレース中何を飲んでいるか等は
参考になることが多かった。
男性向けにはこのような「かゆいところに手が届く」ような本は
なかなかないかも



ランニングも読書も食事も旅行も仕事も
所詮は脳の中のホルモン量を変化させていることにつきる。
ホルモンを出して気持ちよくなる。
気持ちよくなるためにさまざまな手段を使う。
でも2人でホルモンを出していると相乗効果があるはず
3人よると世界を変えることもできるかも

そんなことが書いてあるかどうかは知らないが、好きな2人の対談本
(しゃべりで本を書くのと、実際に書くのはどっちが大変なんだろう?
松岡氏の本は対談本ばかり。効率はよさそう)




日経の書評を読んで
気候変動はゆっくりとは限らない
ゆでがえるになる前に寿命で死のうと思っている中高年も
実はいきなり熱湯を掛けられる可能性もある、という本









以上、なるべく積読にはしないように励もう!

2009年7月10日金曜日

「1Q84」を読んだ

話題の「1Q84」を読んだ。
村上春樹の本は先日読んだ「ロンググッドバイ」に続き2冊目。


「ロンググッドバイ」はやや冗長とも思える描写が鼻についたが、本作は逆にすらすらと読むことができた。


ただ、登場人物の描写になるとどうも妙に固有名詞がでてきてなんだかマガジンハウスの雑誌を読んでいるようだ。ライフスタイルを印象付ける表現技法なのかもしれないがその度に違和感を感じた。これが好きで登場するCDや本を買ってしまう人もいるんだろうなと思った。


物語は、個人的にはあと少しひねりが欲しかったというところか。気軽に読むにはちょうどよいかもしれない。

2009年6月21日日曜日

「奇跡のリンゴ」を読んだ

すごい本だった。2時間くらいで一気に読んだ。

主人公の木村氏の生き方はまねしようと思ってできるものではないけれど、ここまで来ると農業ではなくスピリチュアル神話、それとも世界の七不思議? いやいや、本当は真の意味で自然との共生を実現した最先端科学者といってもよいのではないだろうか。

花を付け信じられないほど美味しいという実を付けるリンゴの木が、他の畑の何倍もの根を張っているのと同じように、木村氏の経験や知識は常人の何倍もの根を張っていて、我々が見ることができる姿はほんの一部分に過ぎないのだと思う。

木村氏のすさまじい人生の魅力を余すことなく描き出した著者の筆力にも感動。

ここで描かれている農法がメジャーにならなければ人間の営みは「異物」としていずれ自然界から排除されてしまうのだと感じた。自然の中で生かされるような営みになるためにはあまりにも多くのことを変えなければならないのだろうし、それを考えると気が重くなる・・・

2009年6月10日水曜日

「幼年期の終わり」を読んだ

古典なのにすごくおもしろかった。


最初は異性人ものと思っていたが、後半はタイムスリップを駆使し、さらにショッキングな展開に。


なにより書かれたのが1953年というところが驚きである。
内容はまったく古臭さを感じないし、むしろ今の時代にあっているようにも感じた。(だから古典として読み継がれているということか)

外圧がないと社会のバージョンを上げられないというところや、なんともやるせない結末は将来の日本のあって欲しくない姿とダブらせながら読んだ。

2009年6月2日火曜日

「子どもの貧困」を読んだ

子ども自身が貧困ではなく、子どものいる家庭が貧困に陥っているということだが、昔のように貧困家庭に育っても社会的に成功するチャンスがわれわれの親の世代程多くなく、むしろ貧困家庭に育つ→高等教育を受けるチャンスが激減→就職で不利に→自身が貧困層から抜け出すことができない、と貧困層が固定化してしまう傾向が強まりつつあるようだ。



 だれもすき好んで貧困になりたいとは思わないはずだが、貧困層が増加することで本人が苦しむのみならず、貧困がさらなる悲劇や苦痛をもたらすこともあるだろう。もっと言えば社会が不安定になることにもつながるかもしれない。その意味では「本人の責任」といって放置することはできないのである。



家族関係の政府支出はアメリカよりも低く先進国中最低、離婚で母子家庭になったり、病気で職を失ったことで一気に貧困層に陥ってしまうほど日本のセーフティーネットは貧弱である。

 特に、ショックだったのは、子どもの貧困率を家族給付や減税等による再配分の前後で比較したグラフ(p96)だ。OECD18カ国中、日本だけが再配分後の方が貧困率が増加している。社会保障制度や税制度によって日本の子どもの貧困率は悪化している!なんてことだ!国によって貧困が助長されているといえるのではないか。



 なぜ日本だけこのようにお粗末な状態になっているかは、終身雇用と年功序列により会社が社会保障の役目を果たしていたため国が制度を考えなくても良かったからだというのが筆者の分析である。



 今後少子高齢化がどんどん進む中、若い人の活力をより一層引き出せるような社会制度をつくっていかねばならないのに、今の日本はその逆を行っている。このままではジリ貧である。



 こんな日本の現状を何とかすべく11の提言を著者は行っている。またイギリスの貧困研究学者ピーター・タウンゼントが提唱する「相対的剥奪による生活水準の測定」という手法を紹介していて、このような数値指標を用いて為政者や国民の心に訴えないと政府支出を増やすための原動力にならないという意見には納得である。



 こんなすごい本の著者は左翼系の論者か政治家かと思っていたら、国立社会保障・人口問題研究所の室長であるというところがまたまた驚きであった。先日の経済財政諮問会議においてはこの本でも提言されている「給付付き所得減税」が民間議員の意見として出されており、与党野党ともに検討することと聞いている。役人でもムーブメントをおこすことが可能ということである。見習いたい。

2009年5月30日土曜日

江川達也版「源氏物語」

運動会で全身砂まみれになったので、家族そろってたまゆらでリフレッシュ。さらに貸し本屋のキャンペーン期間を利用して、一家そろって約60冊の漫画をレンタルして漫画三昧。

陰陽師だけ借りようと思っていたがふと目に付いたのでついでに借りてみた。
結果、大収穫。
江川達也なので性表現がかなり直接的だが、原文がコマ毎に記載してある構成で、内容をはしょることもなく、さらに欄外には用語の注釈も記載してあり、これは教科書として使っても良いのでは?と思うほどハードルの低い源氏物語だった。

高校の古文の時間以後読んだことも無かったが、こうして全体を読んでみると、なんともすごい話である。筆者も原文中で記載しているが、現代の週刊誌も真っ青の赤裸々な物語が展開されている。最初は江川氏の脚色かと思いきや、原文を解釈するとまさにこうなるというめちゃくちゃな主人公の行動がわかりやすく表現されている。よくこんな話を教科書に載せてるなぁ。
こんなすごい話だとしっていたら古文の時間ももっとまじめに勉強したかも・・・