2008年9月20日土曜日
なるほど!脳だったんだ・・・
パソコンに向かって長時間勤務、机の上は滅茶苦茶、睡眠時間は短くなり、人との会話も少なくなり、完ぺき主義で人をすぐに批判的にみてしまう。そのうちストレスに弱くなり、物忘れが激しくなり、食欲不振、消化不全、意欲減退、偏頭痛、手足のしびれ、不眠、呼吸不全が出るのに病院で検査すると異常なしばかり。不定愁訴の塊となりついには抑うつ状態で休職に。
当初、休職中は抗うつ剤を飲みながらただ漫然と時間を過ごしていましたが、共働きの妻に代わって家事全般を担当し、さらにウエストが気になってきたので早起きしてジョギングをするようになってからは体調がどんどん良くなり出し、ついにリハビリ勤務までこぎつけることができました。
そんなときに書店で手にとって読んでみると、なんと!だめだった時の自分の姿と原因が全て書かれており、さらにはその回復方法までも的確に解説されています。
パソコンで長時間仕事をせざるを得ない現代社会の人たちにとっては、脳の力を衰えさせずに生活するのはかなり難しいのでは?とも思います。この本に書かれているような生活習慣を意識的に身に付けることで「うつ」の予防となるばかりか、豊かな生活を楽しむことができるようになると思います。
ああ、もっと早く出会っていればなぁ… 明日も早起きしよう!
2008年9月17日水曜日
ミドリムシが地球を救う!?温暖化と食糧危機の切り札に
ミドリムシが地球を救う!?温暖化と食糧危機の切り札に クッキーも開発
9月17日11時34分配信 産経新聞
ミドリムシが地球を救う!?温暖化と食糧危機の切り札に クッキーも開発
アフリカの飢餓難民向けに試作されたミドリムシ入りのクッキー
世界規模で直面している地球温暖化と食糧危機への手だてとして、ミドリムシを活用する研究が進んでいる。原生動物でありながら光合成をするミドリムシは二酸化炭素(CO2)の固定効率が高いだけでなく、人間に必要な栄養素のほとんどを作り出せる。東京のベンチャー企業が大量培養に乗り出したほか、大阪の老舗昆布店は高い栄養価に着目、食品への応用に向け研究を続けている。
■写真■ この尻尾のような鞭毛を使って動くミドリムシが地球を救う
ミドリムシは学名を「ユーグレナ」といい、水田などの淡水に生息。体長は30ミクロン~50ミクロンで尻尾のような鞭毛(べんもう)を動かして運動する一方、葉緑素を持ち光合成を行う。地球上で唯一の動物と植物の中間的微生物だ。
「これほど環境浄化に優れた生物はいない」と話すのは、約30年ミドリムシを研究している甲子園大栄養学部教授(生物化学)で、大阪府立大名誉教授の中野長久氏(64)。中野氏によると、光合成によるCO2の固定効率は、イネが0.7%、トウモロコシが1.5%に対し、ミドリムシは30%。炭素濃度が高ければ固定効率はさらにあがり「25%のCO2が含まれる鉄工所の排煙なら固定効率は78%になる」という。
約5年前には電力会社と共同研究を実施。50万キロワットの火力発電所が1日に出すCO2約4300トンをミドリムシに吸収させるには縦横800メートル、深さ1メートルの巨大水槽で培養する必要があることを弾き出した。ただ、実際に水槽を作り、維持管理するには1000億円以上の費用がかかることから、実用化は見送られた。
ミドリムシの特徴はCO2固定効率だけでない。水や栄養塩、太陽光とCO2だけで、必須アミノ酸や必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルなど人間に必要な栄養素のほとんどを作り出すことができる。仮に実用化が見送られた巨大水槽でミドリムシを培養、乾燥させた場合、1日に5000トン、カロリー換算では19万人分以上の食料の生産が可能になるという。中野氏は大阪府立大の研究メンバーとともに乾燥させたミドリムシ入りのクッキーを開発した。
こうしたなか、ミドリムシの培養に本腰をいれる企業も現れた。3年前、東京のベンチャー企業「ユーグレナ」が大阪府立大や東大、近畿大などと連携し、沖縄県・石垣島で屋外大量培養に成功。同社は「排出権取引ビジネスにも応用できる」と期待を寄せる。
一方、高い栄養価に着目したのは、大阪の老舗昆布店「こうはら本店養宜館」。ユーグレナ社から協力を受け、自社の塩昆布にミドリムシの栄養成分を溶け込ませた新商品やサプリメント(栄養補助食品)の開発に挑戦している。
2008年9月15日月曜日
心拍数も管理できるとうれしい
ランニングが習慣付いてきて楽しく走れるようになってきた。きっかけはこの道具によるところが大きい。ただ漫然と走るのではなく目に見える形で成果が残るというのは、ずぼらな私にとってはとても効果的である。一度楽しくなればとことんまでやる性格上、一定の目標を達成するまでは継続的に楽しんでいけると思われる。
最初はウォーキングから始めていたのが、最近では5分/キロまでスピードを上げることができるようになってきた。そうすると人間欲が出てくるもので、もっと早く走れないかと考えてしまう。
そのためのトレーニングには心拍数をチェックしながら運動強度を上げるのが効果的とわかっているのだが残念ながらNIKE+ipodには心拍数の管理機能は付いていない。
せっかくヘッドフォンをつけているのだから、トレッドミルのようなイヤーセンサーをくっつけてリアルタイムでターゲットハートレイト管理ができるとうれしいのだが・・・
GPSも付くとさらにうれしい。iTOUCHやiPHONEで製品化されたら購入を検討するのだけどなぁ・・・
2008年9月5日金曜日
ただ遅く生まれてきただけなのに…
「闇の子供たち」を見た。
レディースデイだったせいもあり、観客はほとんど女性だった。
それよりも何よりも立ち見だった。立ち見なんて20年ぶりくらいだった。足痛っ!
ストーリーは、拡張型心筋症で心臓移植が必要な日本人の男の子がタイで手術を受けることになったのだが、ドナーが生きたタイ人の子供であることが判明。手術を阻止するために日本人の新聞記者とNPO職員が奔走するというもの。
ドナーとなるタイ人の子は、児童売春組織にとらわれていて、その子の他にもたくさんの子供がさまざまな人種の外国人に性の慰みものとされている。
自分の子供を救うためには藁をもすがるという状況は共感はできるが、やはり問題は別のところにあるのだと思う。
15歳未満の児童の移植手術は日本国内では禁止されていて、海外では高額な入院・手術料がかかり、ドナーが必ずしも見つかる保証もない。だからブローカーに足元を見られてしまう。日本国内で禁止されているのは、国内での人身売買につながるためとのことだが、実際に移植を希望する人たちはいるわけで、それを国内では禁止するけど海外へは自由にどうぞというのは、国民が抱える問題を正面から捉えず逃げているだけである。
また、タイにおいては子供が人身売買されているというのは、貧困がその根本にある訳で、これに対しては日本としてどのようにアクションを起すべきなのだろうか。
いろいろな意味で考えさせられる映画だった。
ストーリー的には、最後の主人公の行動が余計だったような気がする。
そもそもそのような背景があるのであれば、彼はなぜこの件にこれほどまで深く立ち入ったのだろうか?無理やりそのような伏線を持たせなくても十分によいストーリーだったのだが…
レディースデイだったせいもあり、観客はほとんど女性だった。
それよりも何よりも立ち見だった。立ち見なんて20年ぶりくらいだった。足痛っ!
ストーリーは、拡張型心筋症で心臓移植が必要な日本人の男の子がタイで手術を受けることになったのだが、ドナーが生きたタイ人の子供であることが判明。手術を阻止するために日本人の新聞記者とNPO職員が奔走するというもの。
ドナーとなるタイ人の子は、児童売春組織にとらわれていて、その子の他にもたくさんの子供がさまざまな人種の外国人に性の慰みものとされている。
自分の子供を救うためには藁をもすがるという状況は共感はできるが、やはり問題は別のところにあるのだと思う。
15歳未満の児童の移植手術は日本国内では禁止されていて、海外では高額な入院・手術料がかかり、ドナーが必ずしも見つかる保証もない。だからブローカーに足元を見られてしまう。日本国内で禁止されているのは、国内での人身売買につながるためとのことだが、実際に移植を希望する人たちはいるわけで、それを国内では禁止するけど海外へは自由にどうぞというのは、国民が抱える問題を正面から捉えず逃げているだけである。
また、タイにおいては子供が人身売買されているというのは、貧困がその根本にある訳で、これに対しては日本としてどのようにアクションを起すべきなのだろうか。
いろいろな意味で考えさせられる映画だった。
ストーリー的には、最後の主人公の行動が余計だったような気がする。
そもそもそのような背景があるのであれば、彼はなぜこの件にこれほどまで深く立ち入ったのだろうか?無理やりそのような伏線を持たせなくても十分によいストーリーだったのだが…
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