2010年1月14日木曜日

初3D映画

ずいぶんと評判が高いそうなのでアバターを観ることにした。

仕事が終わってレイトショー、3Dに初挑戦である。
結構長い映画だが、居眠りせずにみることができるだろうか。

地球に住むことができなくなった人類が、定住の地を求めて他の惑星を開拓している時代、惑星パンドラでは先住民ナヴィの制圧がうまくいかないため、ナヴィと人類の遺伝子をMIXさせた分身であるアバターを使って懐柔を行おうというプロジェクトが進行中だった。

主人公はこのプロジェクトで重要な役割を果たすはずだった兄を持つジェイク。彼は海兵隊時代に脊髄損傷をし下肢が麻痺しており車椅子での生活を余儀なくされていた。兄の代わりにアバターとシンクロしナヴィの社会に溶け込む生活をするうちに次第に現実世界よりもアバターとして生活する世界に魅力を感じ始める。

そしてナヴィの世界を守るため、人類の反抗を始める・・・

時間が長いため、途中居眠りしてしまう時間帯があったが、ストーリーは正統派SFで見ごたえがあった。後半の戦闘シーンはマトリックス3を彷彿とさせた。メカや上官の行動パターンはステレオタイプではあったが、小難しい設定よりは理解がしやすい方が世界に入りやすいかもしれない。


企画としてはずいぶんと前からあったようだが、この手の話がつくられるのはオバマ政権になって協調路線が鮮明になったせいもあるのでは?との話もうなづける。侵略者、環境破壊する人類の姿はイラクやアフガンに侵攻する国とだぶるものである。

3Dに関しては、立体感があるというよりは、切り抜いた写真が奥行きをもって配置されているように見えた。焦点がすべてに合っているので何だかおかしな雰囲気である。そこに字幕がこれまた同じように立体で表示され、さらに字幕の位置が画面のあっちこっちへ移動するので正直見ているのが疲れる。

立体感を楽しむなら吹き替え版の方が楽しめるかもしれない。

最後のタイトル表示の時に、一番目立つ場所に「映倫」の文字が立体で表示されたのは結構笑えた。

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