2009年5月30日土曜日

江川達也版「源氏物語」

運動会で全身砂まみれになったので、家族そろってたまゆらでリフレッシュ。さらに貸し本屋のキャンペーン期間を利用して、一家そろって約60冊の漫画をレンタルして漫画三昧。

陰陽師だけ借りようと思っていたがふと目に付いたのでついでに借りてみた。
結果、大収穫。
江川達也なので性表現がかなり直接的だが、原文がコマ毎に記載してある構成で、内容をはしょることもなく、さらに欄外には用語の注釈も記載してあり、これは教科書として使っても良いのでは?と思うほどハードルの低い源氏物語だった。

高校の古文の時間以後読んだことも無かったが、こうして全体を読んでみると、なんともすごい話である。筆者も原文中で記載しているが、現代の週刊誌も真っ青の赤裸々な物語が展開されている。最初は江川氏の脚色かと思いきや、原文を解釈するとまさにこうなるというめちゃくちゃな主人公の行動がわかりやすく表現されている。よくこんな話を教科書に載せてるなぁ。
こんなすごい話だとしっていたら古文の時間ももっとまじめに勉強したかも・・・

今日は子供の運動会

ということで、今年も弁当作成担当。
今年は生チラシを中心に焼き物、揚げ物、サラダなどつくる。大人には好評だが子供にはやや受けであった。来年はさらなる工夫が必要かな・・・

2009年5月29日金曜日

スタートレックをみた

スタートレックの新作映画を見た
出だしから大迫力でつかみはばっちり。そのままどんどん引き込まれるストーリー展開で、旧作をみたことがない若い世代でも単純に痛快SF大活劇として楽しむことができると思う。

また、旧作をみたことのある人やテレビシリーズ時代の視聴者にとってはおおっ、と思わせるエピソードが満載で、新しく生まれ変わった(といっても時代背景はテレビシリーズの主人公たちの青年時代)スタートレックに期待をもって接することができると思う。

カメラアクションやCGの迫力も最後にはちょっと食傷気味となるも、たっぷり2時間あまりを楽しむことができる秀作でした。

2009年5月23日土曜日

天使と悪魔をみた


天使と悪魔を観にいった。
原作はとても面白かったので楽しみにしていた。
複雑な謎解きを重厚な音楽とスピード感のある映像で
どんどん展開していった。
字幕を読むのが大変な程のスピード感で
途中からじっくり考えるのをやめてしまうほどだったが
結構楽しめた。
ただ、前作と比較すると謎解きだけに重点が置かれているので
男女のロマンスという味付けがない分そっけない感じもした。

個人的には、冒頭のトムハンクスのクロールのフォームが
きれいなのが目に付いた。

2009年5月19日火曜日

本の雑誌が選ぶ30年間のベスト30

というのを見つけた。うーむ知らない本ばかり・・・
これから読む本がたくさんあると喜ぶべきか・・・

本の雑誌が選ぶ30年間のベスト30

1.「透明人間の告白」 H.F.セイント
2.「風の博物誌」 ライアル・ワトソン
3.「影武者徳川家康」 隆 慶一郎
4.「火怨」高橋克彦
5.「リプレイ」 ケン・グリムウッド
6.「流星ワゴン」 重松 清
7.「ハイベリオン」 ダン・シモンズ
8.「深夜特急」 沢木耕太郎
9.「監督」海老沢泰久
10.「翼はいつまでも」 川上健一
11.「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」  村上春樹
12.「コインロッカー・ベイビーズ」 村上 龍
13.「妊娠小説」 斉藤美奈子
14.「十二国記」 小野不由美
15.「文政十一年のスパイ合戦」 秦 新 二」 
16. 「シンプル・プラン」 S.B.スミス
17. 「始祖鳥記」 飯嶋和一
18. 「青が散る」 宮本 輝
19. 「花咲く乙女たちのキンピラ・ゴボウ」 橋本 治
20. 「マーマレードの朝」 片岡義男
21. 「夜中の薔薇」 向田邦子
22. 「ドサ健ばくち地獄」 阿佐田哲也
23. 「消えた少年たち」 O.S.カード
24. 「夢想の研究」 瀬戸川猛資
25. 「フィーヴァードリーム」 O.R.R.マーティン
26. 「蒼穹の昴」 浅田次郎
27. 「火車」 宮部みゆき
28. 「子供の眼」 R.N.パタースン
29. 「ぼくの美しい人だから」 G.サヴァン
30. 「永遠の仔」 天童荒太


ほかにこんな記事も


●池上冬樹「最愛の作品」ベスト・・・2005年11月号

「ミッドナイト・ブルー」 R・マクドナルド
「重賞」 D・フランシス
「さらば甘き口づけ」 J・クラムリー
「死者との誓い」 L・ブロック
「少年時代」 マキャモン
「ホワイト・ジャズ」
「殺人容疑」 D・グダーソン
「シンプル・プラン」 S・スミス
「本当の戦争の話をしよう」 T・オブライエン
「神は銃弾」
「死の記憶」 トマス・H・クック
「狂風記」 石川淳
「擬態」 北方謙三
「毒猿」 大沢在昌
「飢えて狼」 志水辰夫
「カディスの赤い星」 逢坂剛
「ミス・リグビーの幸福」 片岡義男
「リンゴォ・キッドの休日」 矢作俊彦
「レディ・ジョーカー」 高村薫
「理由」 宮部みゆき
「欲望」 小池真理子
「欝」 花村萬月
「昭和の剣」 笠原和夫など
「武装島田倉庫」 椎名誠
「冒険小説論」 北上次郎
「立原正秋全集」 立原正秋
「マイ・ミステリー 新西洋推理小説事情」 小鷹信光
「北米探偵小説論」 野崎六助
「短編歳時記」 森内俊雄
「鉄塔家族」 佐伯一麦
「風の歌を聴け」 村上春樹
「深い河 辻火」 田久保英夫


●北上次郎「おもしろ本」ベスト・・・2005年12月号

「虹滅記」 足立巻一
「シッピング・ニュース」 E・アニー・ブルー
「ドサ健ばくち地獄」 阿佐田哲也
「妊娠小説」 斉藤美奈子
「消えた少年たち」 O・S・カード
「いまひとたびの」 志水辰夫
「乱」 網淵謙錠
「刑事の誇り」 マイクル・Z・リューイン
「愛を乞うひと」 下田治美
「雷電本紀」 飯嶋和一
「さよならは言わないで」 R・ゴダード
「母恋旅鳥」 荻原 浩
「魔風海峡」 荒山徹
「第三の時効」 横山秀夫
「新編 クロノス・ジョウンターの伝説」 梶尾 真治
「リプレイ」 K・グリムウッド
「ジャンプ」 佐藤正午
「火怨」 高橋克彦
「炎立つ」 高橋克彦
「天を衝く」 高橋克彦
「フィーヴァードリーム」 G・R・R・マーティン
「グッドラックららばい」 平安寿子
「ミスティック・リバー」 D・ルへイン
「さらば、愛しき鉤爪」 E・ガルシア
「背いて故郷」 志水辰夫
「マルドゥック・スクランブル」 沖方丁
「永遠の出口」 森絵都
「シービスケット」 L・ヒレンブランド
「蒼穹の昴」 浅田次郎
「戦慄のシャドウファイア」 ディーン・R・クーンツ
「依頼なき弁護」 S・マルティ二
「流星ワゴン」 重松清


●大森望「SF」ベスト30・・・2006年2月号
★は、短編集。
1「万物理論」 グレッグ・イーガン
2「ハイペリオン」 ダン・シモンズ
3「完全な真空」★ スタニスワフ・レム
4「宝石泥棒」 山田正紀
5「アド・バード」 椎名誠
6「アラビアの夜の種族」 古川日出男
7「故郷から10000光年」★ ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
8「鼠と竜のゲーム」★ コードウェイナー・スミス
9「グラン・ヴァカンス」 飛浩隆
10「マルドゥック・スクランブル」 沖方丁

「レ・コスミコミケ」★ イタロ・カルヴィーノ
「ユービック」 フィリップ・K・ディック
「残像」★ ジョン・ヴァーリイ
「時間衝突」 バリントン・J・ベイリー
「航路」 コニー・ウィリス
「しあわせの理由」★ グレッグ・イーガン
「あなたの人生の物語」★ テッド・チャン
「ケルベロス第五の首」★ ジーン・ウルフ
「宇宙舟歌」 R・A・ラファティ
「恋のサイケデリック」★ 鈴木いづみ
「戦闘妖精・雪嵐(改)」 神林長平
「ハイブリッド・チャイルド」★ 大原まり子
「バベルの薫り」 野阿梓
「光の帝国」★ 恩田陸
「グランド・ミステリー」 奥泉光
「猫の地球儀」二部作 秋山瑞人
「山尾悠子作品集成」★ 山尾悠子
「かめくん」 北野勇作
「太陽の簒奪者」 野尻抱介
「神様のパズル」 機本伸司


●豊崎由美「技巧の海外文学」ベスト・・・2006年3月号

「遊戯の終り」 フリオ・コルタサル
「めくるめく世界」 レイナルド・アレナス
「ビリー・ザ・キッド全仕事」 M・オンダーチェ
「カフカの父親」 トンマーゾ・ランドルフィ
「アラビアン・ナイトメア」 R・アーウィン
「待っていたのは」 ディーノ・ブッツァーティ
「冬の夜ひとりの旅人が」 イタロ・カルヴィーノ
「インド夜想曲」 アントニオ・タブッキ
「人生 使用法」 ジョルジュ・ペレック
「やぎ少年ジャイルズ」 J・パース
「ナボコフ短編全集」
「ユニヴァーサル野球協定」 R・クーヴァー
「ブルーノ・シュルツ全集」
「修道院回想録」 ジョゼー・サラマーゴ
「ティモレオン」 D・ローズ
「酒国」 莫言
「パラダイス・モーテル」 E・マコーミック
「ロマン」 ウラジーミル・ソローキン
「贖罪」 イアン・マキューアン
「ブリキの太鼓」 ギュンター・グラス
「交換教授」 D・ロッジ
「異形の愛」 K・ダン
「紙葉の家」 マーク・Z・ダニエレブスキー
「エドウィン・マルハウス」 S・ミルハウザー
「舞踏会へ向かう三人の農夫」 R・パワーズ
「甘美なる来世へ」 T・R・ピアソン
「黒い時計の旅」 S・エリクソン
「筑摩世界文学大系68」ジョイス・オブライエン
「フェンス」 M・ミルズ
「老人ホーム」 B・S・ジョンソン


●三橋暁「翻訳ミステリ」ベスト・・・2006年4月号

「キドリントンから消えた娘」 コリン・デクスター
「さらば甘き口づけ」 ジェイムズ・クラムリー
「ホッグ連続殺人」 ウィリアム・L・デアンドリア
「男たちの絆」 マイクル・Z・リューイン
「八百万の死にざま」 ローレンス・ブロック
「死にぎわの台詞」 レジナルド・ヒル
「第四の扉」 ポール・アルテ
「赤毛のストレーガ」 アンドリュー・ヴァクス
「重力が衰えるとき」 G・A・エフィンジャー
「フリーキー・ディーキー」 エルモア・レナード
「危険なやつら」 チャールズ・ウィルフォード
「立証責任」 スコット・トゥロー
「マイン」 ロバート・R・マキャモン
「獲物」 ロス・トーマス
「仏陀の鏡への道」 ドン・ウィンズロウ
「女彫刻家」 ミネット・ウォルターズ
「罪深き誘惑のマンボ」 ジョー・R・ランズデール
「最後の審判」 R・N・パタースン
「緋色の記憶」 トマス・H・クック
「弁護」 D・W・バッファ
「飛蝗の農場」 ジェレミー・ドロンフィールド
「死を啼く鳥」 モー・ヘイダー
「鉤」 ドナルド・E・ウェストレイク
「シティ・オブ・ボーンズ」 マイクル・コナリー
「雪嵐」 ダン・シモンズ
「ブラック・ウォーター」 T・ジェファーソン・パーカー
「魔術師~イリュージョニスト~」 ジェフリー・ディーヴァー
「天使の帰郷」 キャロル・オコンネル
「白骨」 G・M・フォード
「荊の城」 サラ・ウォーターズ

2009年5月13日水曜日

これからの日本には高等教育の無料化が必要


 少子高齢化で社会を担っていく人材がどんどん少なくなっていく社会においては、状況分析と意思決定を速やかに行える人材を多くは輩出することが競争力の確保につながると考える。
 また、キャッチアップ型の経済成長は限界であり、製造業の価格競争力も中国やインドなどの人件費の安い国々と競争することは不可能であり、今後どのような形で富を確保していくかについての戦略を練る必要がある。
 まずは、いかに優秀な人材を輩出するかが今後の日本、北海道の盛衰の鍵となる。
 そこで、高等教育の無料化を提言する。
 高度成長期の遺産である詰込み型の教育ではなく、個人が追求したいと考える知識や技術に自由にアクセスできることで、優れた能力を備えた人材を多く輩出することができ、結果的に国、地域の競争力強化につながるのではないだろうか。
 この教育へのアクセスは、若年層だけでなく中高年も含めた広い人材が可能とすることが人口減少社会にあっては必要であり、そのためには教育期間中の生活保障をセットにして備える必要がある。そのためには現在民主党が主張しているような生活保障年金のような仕組みも併せて実施する必要があろう。
 教育へのアクセスが簡単であっても、資格は一定以上の知識・技術レベルに達していないと取得できない方式をとることで、モラルハザードを防ぐことが可能となるのではないか。
 高齢者の生活維持だけを行っていては、今後の国力の維持すらおぼつかなくなってしまうだろう。日本の将来のためにも、人材養成に必要不可欠な高等教育の無料化を提言する。

2009年5月6日水曜日

空き店舗を植物工場としてはどうか


商店街の空き店舗を植物工場としてはどうか
出荷・販売がすぐに可能、商店街の活性化資金の活用も?
作業環境に配慮することで障害者雇用も可能になる
初期投資の規模と融資が問題か