無事に年賀状も終わったので、映画鑑賞へ。
今日ははしごだ。
まず1本目は「真幸くゆかば」
空き巣に入った先で男女2人を刺し殺して留置中の死刑囚と婚約者をこの死刑囚に殺された女性との恋愛物語。
面会では伝えられない想いを聖書を介してやりとりする手紙により伝える。
お互いの想いは成就するのか。
刑務所の中の生活が妙に詳細に描かれていて興味津々。お世話にはならないようにしたいものだ。
若手女優の裸を披露する系の映画。展開にやや無理あり。
どよんとした気分で昼食をとり2本目の「ジュリー&ジュリア」に挑む。
同時テロの後遺症に悩む住民の苦情窓口で働くジュリー。夫の仕事の都合で転居したアパートはとても古く、設備もめちゃめちゃ。仕事もなかなかうまくいかずそんな生活に疑問を持つ。
彼女はストレス解消に料理をする。そんな日常に変化を起こしたいと考えていたとき、夫の勧めでブログを始めることに。お題は著名な料理家ジュリア・チャイルドのレシピ本のレシピを毎日1つずつ、全てを制覇することに。
一方、外交官の妻であるジュリアは夫の転勤によりパリへ。食べることが何より大好きなジュリア。平凡な日常に刺激を求めて料理教室に入学。最初は何もできなかった彼女は、負けず嫌いの性格であっという間に腕前を上達させる。友人達と共同で料理教室をはじめ、さらには共同でアメリカ人向けで英語で書かれた初めてのフランス料理のレシピ本の出版を目指す。
明るくおおらかで何事にもへこたれない性格のジュリア、失敗ばかりでとりえが無かったがブログの記事をきっかけに自分の人生に意味を見出すジュリー。
人生を楽しくするためにはあきらめない心が必要。人生を豊かにするためには美味しい料理が必要。という映画。
ユーモアがちりばめられつつもとても大切なメッセージをたくさん含んだ映画で、まずは今年一番の作品!
共にパートナーの支えが大きな鍵となっている。とても理想的なカップル。うーんうらやましい。うちじゃ無理だね・・・
ジュリー役のエイミー・アダムスは
「サンシャイン・クリーニング」に続き頑張っているけどなかなかうまく行かない女性役ですっかりこの路線定着か?共演者も同じ顔がちらほらと見える。
ゴールデン・グローブ賞のミュージカル・コメディ部門の主演女優賞をジュリー役のメリル・ストリープが受賞。納得である。
ちなみに、実話の映画化で、原作本も勢いで購入。