このサイトでお薦めされていたので札幌の劇場を確認すると今週でおしまいのようなので観に行くことにした。
何をやっても面倒くさいことに巻き込まれてしまい、どうしても幸せになれない主人公の女性がふとしたきっかけで特殊清掃の仕事を始める。
ようやくうまく行きかけるとまたもや運命のいたずらが・・・
どこまでいってもうまくいかないけど、周りの人の愛に支えられながら強く生きていく、という内容の映画。
正直、お薦めされていなければ積極的に観ることはないジャンルの映画であったが、内容はとてもおもしろかった。
うまく行かないのは主人公だけでなく、周りの家族も同じ。
この家族はある共通のできごとにより心に傷をおっている。「なぜ自分だけが・・・」と思いたくなるようなことばかりがおきてしまう。良かれと思って行動したことも理解されず逆に傷を負ってしまうことも。
けれども社会のレールに乗れなくても、こんなに力強くいきていくことができるんだ、というすがすがしさを感じることができた。
ラストもいわゆる「シンデレラは王子様と結婚して幸せに暮らしましたとさ」的な結末ではないが、とてもよい終わり方だったと感じた。
札劇では現在あと2本、観なければならない映画がある。楽しみである。
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