2008年10月6日月曜日
善意だけでなくインセンティブが必要では
社会福祉の様々な分野において検討がなされているが、「地域力」を高めて対応するというような文言が最近目立っている。
「近くに住んでいるのだからお互いに支え合おう。実施できないのはその地域の責任」ということなのか。姿としては美しいし本来そうあるべきとは思われるものの、財源不足を補うため金のかからない善意の力に期待するだけでは持続可能とは考えにくい。なにより人から言われてやるようなものでもない。
やはりなにがしかのインセンティブが必要になるのではないだろうか。
買い物をすればポイント還元があり、交通事故を起こさなければゴールド免許になったり自動車保険料が安くなるように、地域の中で利用可能なバウチャーや地域通貨のような形で必要とするサービスの利用が可能となる仕組みを創っていくべきではないだろうか。
福祉の分野での子育て、介護、障害者支援において地域活動を実施することでポイントや地域通貨を貯めて自分が必要とするサービスを利用できるようにすることで、積極的な参加につながるのではないだろうか。
また、国保や高齢者医療においても、一定期間医療機関を利用しなければ翌年の保険料が安くなるような仕組みがあれば、安易に医療機関を利用することも少なくなるのではないだろうか。
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