2008年10月8日水曜日

総合的な支援制度としてはどうか


後期高齢者医療制度の厚生労働省からの見直し試案が提示された。国保を都道府県単位とした上で現在別立てとなっている後期高齢者医療を包括するというものである。制度一体化に向けては課題もあると思われるが、財源面や手続き面でもメリットが大きいと思われるので実現できるよう期待したい。

これに関連して、財源的に制度間縦割りとなっている介護保険や障害者支援制度、子育て支援策についても一体化してはどうだろうか。一体化することで現在両制度を利用している人の自己負担を軽減することが可能となり、また利用する側にとってはわかりやすい制度になるのではないだろうか。
また、サービスの内容も制度の狭間をうまく埋めるような種別を検討することも可能になるのではないか?

たとえば
 ○脳障害後の急性期から回復期、維持期のリハビリなど。本人が希望すれば介護保険の1割負担を医療保険の3割負担で長期にわたり利用可能
 ○ 看護師が配置されている病中病後児保育  等

カバーされる内容が大きくなれば国民負担も増えることになるが、安心感が確保されているのであれば評価や支持は得られる思われる。

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