2009年6月29日月曜日
エヴァンゲリヲン・破を観た
序に続く2作目だが今回はテレビシリーズとは内容が異なってきている。
一つ一つのエピソードはテレビシリーズを踏襲しつつも、そこにあてはまる登場人物が異なってきている。
セル画とCGの違いもほとんどわからず独特の世界を形作りながら話は展開する。旧劇場版の最後は主人公がずいぶんと惨めな結末を迎えるのだが、今作では主人公がずいぶんと格好良くなっている。次回作の予告編の中で出てきた台詞を聞く限り、今回のシリーズは主人公の少年の面目躍如のため製作者、登場人物総がかりで物語を形作っているようにも感じ、それがまた何とも生ぬるいような印象であった。
ただ、旧劇場版の展開と比較すると早くもクライマックスとなる「サードインパクト」の直前まで到達しており、今後の展開はまったく異なるものになるようで楽しみである。
旧劇場版とは別バージョンの話として作られているのか、それとも謎の登場人物の台詞にあるように同じ時間軸の中に位置づけられた続編としてつくられているのか。次回は来年の夏である。
2009年6月28日日曜日
今週のランニング
月曜日
火曜日 午後 マイ アクティビティ 7.06 1:06:35 9:26 6.4 548
水曜日 夕方 マイ アクティビティ 8.30 1:01:46 7:27 8.1 613
木曜日 夕方 マイ アクティビティ 9.73 1:02:14 6:24 9.4 770
金曜日 昼 マイ アクティビティ 48.21 3:20:15 4:09 14.4 3,151
土曜日
日曜日 午後 マイ アクティビティ 9.97 1:05:43 6:36 9.1 781
今週 マイ アクティビティ 83.27 7:36:33 5:29 10.9 5,863
※ 金曜はラン9キロ、バイク39.21キロ
体の調子も大分良くなってきた。あと2週間はこの調子で行こう!
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2009年6月21日日曜日
アメリカの舗道は美しい
見ていて思うのは、アメリカの住宅街の舗道は美しいということ。
日本のようにブロックもなければ傾斜や段差も無くとても歩きやすそう。
さらに緑がたくさんあって、こんなところで走れたら気持ちいいだろうなぁ。
走っていていつも思うのだけど、本当に日本の道って
歩行者や自転車のこと考えてないよねぇ。もう少しなんとかならないのかな?
寛平師匠、アメリカシリーズもあと少しです。
体の調子が良くなくなってきているのが心配ですが、無理せず頑張ってください。
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「奇跡のリンゴ」を読んだ
主人公の木村氏の生き方はまねしようと思ってできるものではないけれど、ここまで来ると農業ではなくスピリチュアル神話、それとも世界の七不思議? いやいや、本当は真の意味で自然との共生を実現した最先端科学者といってもよいのではないだろうか。
花を付け信じられないほど美味しいという実を付けるリンゴの木が、他の畑の何倍もの根を張っているのと同じように、木村氏の経験や知識は常人の何倍もの根を張っていて、我々が見ることができる姿はほんの一部分に過ぎないのだと思う。
木村氏のすさまじい人生の魅力を余すことなく描き出した著者の筆力にも感動。
ここで描かれている農法がメジャーにならなければ人間の営みは「異物」としていずれ自然界から排除されてしまうのだと感じた。自然の中で生かされるような営みになるためにはあまりにも多くのことを変えなければならないのだろうし、それを考えると気が重くなる・・・
2009年6月10日水曜日
「幼年期の終わり」を読んだ
ジョギングは脳にも効くらしい
スロージョギング(LSDですね)を行うと毛細血管が増えるのでカロリー消費や血糖値、尿酸値の改善にも効果がある、というのは予想どおりなのだけど、さらに脳にも効くらしい。
アメリカでの研究によると(そんなことも研究しているんだね)前頭葉の判断や決断を司る部分と記憶を司る部分が大きくなったそうな。
たしかに脳の毛細血管が増えれば脳も大きくなるのでしょうねぇ!すごいぞジョギング!
ミソは速筋を使わない領域で運動することだそうです。(それがゾーン3ということなのだと思われます。)
能力が上がれば同じゾーンでもスピードを上げることは可能とのこと。
うーん、それが憧れ・・・
ちなみに来週も個人的には興味深い話なので要チェックなのです。
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2009年6月8日月曜日
2009年6月7日日曜日
2009年6月2日火曜日
若い人たちの意見を反映できるような世の中になるには・・・
かといって、年金受給者は選挙権を制限するというような乱暴なことはできないだろうし、どうしたものか。
以前何かで読んだのだが、選挙区を地域ではなく年齢で分けてはどうかというのは面白い意見だと思った。これだと若者の意見を代表する議員が必ず国会に存在するし、選挙の時には若者向けのマニュフェストもきちんと打ち出されるだろう。
この先30年は生きないであろう方々にだけ優遇するのは選挙対策としてはわからなくないが、将来の日本のことを考えて今から準備しないと20年、30年後にはジリ貧である。
「子どもの貧困」を読んだ
子ども自身が貧困ではなく、子どものいる家庭が貧困に陥っているということだが、昔のように貧困家庭に育っても社会的に成功するチャンスがわれわれの親の世代程多くなく、むしろ貧困家庭に育つ→高等教育を受けるチャンスが激減→就職で不利に→自身が貧困層から抜け出すことができない、と貧困層が固定化してしまう傾向が強まりつつあるようだ。
だれもすき好んで貧困になりたいとは思わないはずだが、貧困層が増加することで本人が苦しむのみならず、貧困がさらなる悲劇や苦痛をもたらすこともあるだろう。もっと言えば社会が不安定になることにもつながるかもしれない。その意味では「本人の責任」といって放置することはできないのである。
家族関係の政府支出はアメリカよりも低く先進国中最低、離婚で母子家庭になったり、病気で職を失ったことで一気に貧困層に陥ってしまうほど日本のセーフティーネットは貧弱である。
特に、ショックだったのは、子どもの貧困率を家族給付や減税等による再配分の前後で比較したグラフ(p96)だ。OECD18カ国中、日本だけが再配分後の方が貧困率が増加している。社会保障制度や税制度によって日本の子どもの貧困率は悪化している!なんてことだ!国によって貧困が助長されているといえるのではないか。
なぜ日本だけこのようにお粗末な状態になっているかは、終身雇用と年功序列により会社が社会保障の役目を果たしていたため国が制度を考えなくても良かったからだというのが筆者の分析である。
今後少子高齢化がどんどん進む中、若い人の活力をより一層引き出せるような社会制度をつくっていかねばならないのに、今の日本はその逆を行っている。このままではジリ貧である。
こんな日本の現状を何とかすべく11の提言を著者は行っている。またイギリスの貧困研究学者ピーター・タウンゼントが提唱する「相対的剥奪による生活水準の測定」という手法を紹介していて、このような数値指標を用いて為政者や国民の心に訴えないと政府支出を増やすための原動力にならないという意見には納得である。
こんなすごい本の著者は左翼系の論者か政治家かと思っていたら、国立社会保障・人口問題研究所の室長であるというところがまたまた驚きであった。先日の経済財政諮問会議においてはこの本でも提言されている「給付付き所得減税」が民間議員の意見として出されており、与党野党ともに検討することと聞いている。役人でもムーブメントをおこすことが可能ということである。見習いたい。