2009年9月23日水曜日
サーモン駅伝を観に行った
tutumix氏が走るというので応援にと思い、サーモン駅伝を観に行った。
もし可能ならうらりんに先日の非道をお詫びしようと思って勇んで出かけたのだが、到着するとすごい人、人、人・・・
これはよほどの幸運がないと出会うことが難しい・・・
電話したけど通じないので早々にあきらめて高見の見物ということに切り替えた。
もっとユルい大会を想像していたのだが、目の色が変わっているような本気ランナーばかり。スピードも100m競争ですか?と言いたくなるような速さですっ飛んでいきます。すいません、なめてました・・・
せっかくなので、賞品となる鮭を見学
そうか、みんなそんなに鮭が欲しいんだ・・・
目の前の川に飛び込んでつかみ取りした方が可能性が高そうなハイレベルの大会でした。
第3スタートの頃になると土手の近くでは宴会が始まりだした。いろんなところから良い匂いがしてきたので、切り上げて撤退することにしよう。
うーん、川辺でちゃんちゃん焼きっても魅力的ですね。秋の北海道万歳!
2009年9月22日火曜日
ぶどう&プルーン&カレーの日
シルバーウィークで持て余していた子ども達にお楽しみが必要、ということで男チームでぶどう狩りに行くことにした。
最初は豊平峡温泉に行く途中にある「佐々木観光農園」を目指す。
さすがに連休とあって道路は渋滞。そうか定山渓でかっぱ祭りをやっているんだ。
昼頃にようやく到着したが、なんとここは「さくらんぼやイチゴが中心でぶどうはやってない」とのこと・・・
秋はぶどうが良いので、昨年も行った八剣山近くの「砥山ふれあい農園」に引き返した。
まだ、シーズンにはちょっと早いようだったが
2種類のぶどうが楽しめた。
ぶどうは上のほうから甘くなるようで、お店の人には「一番下を食べて美味しかったら房ごとはさみで切って食べてね」と言われたが、ぶどうの実の状況をみると、みんなどんどんつまんで食べているようなので「郷に入れば・・・」?「赤信号みんなで渡れば」的に片っ端からつまんで美味しいのだけ食べることにした。
隣にはリンゴの木がたくさん。木には鈴なりのリンゴが赤く色づいていた。まだこちらはシーズンではないようだが、落ちていたリンゴを次男が拾ってかじっていた。
「だめじゃん!」といいつつ一緒にかじってみると、おおすごく甘い!これは捨てておくのはもったいないのですっかり食べてしまった。
でもりんご狩りって費用対効果としてどうなんでしょうねぇ。1個食べたらもう食べられないような気が・・・
続いてプルーンの木へ突入!
こちらもおいしそうなプルーンが鈴なり。
実をつまんで回転させて簡単に取れるのが美味しい実だとわかった。
心置きなく味わいました。
その後、再度豊平峡温泉へ移動。先ほどよりは混雑も緩和していた。
温泉でゆったりとした後、お約束のカレーを賞味。
こちらも美味しくて大満足!
楽しい1日でした。
最初は豊平峡温泉に行く途中にある「佐々木観光農園」を目指す。
さすがに連休とあって道路は渋滞。そうか定山渓でかっぱ祭りをやっているんだ。
昼頃にようやく到着したが、なんとここは「さくらんぼやイチゴが中心でぶどうはやってない」とのこと・・・
秋はぶどうが良いので、昨年も行った八剣山近くの「砥山ふれあい農園」に引き返した。
まだ、シーズンにはちょっと早いようだったが
2種類のぶどうが楽しめた。
ぶどうは上のほうから甘くなるようで、お店の人には「一番下を食べて美味しかったら房ごとはさみで切って食べてね」と言われたが、ぶどうの実の状況をみると、みんなどんどんつまんで食べているようなので「郷に入れば・・・」?「赤信号みんなで渡れば」的に片っ端からつまんで美味しいのだけ食べることにした。
隣にはリンゴの木がたくさん。木には鈴なりのリンゴが赤く色づいていた。まだこちらはシーズンではないようだが、落ちていたリンゴを次男が拾ってかじっていた。
「だめじゃん!」といいつつ一緒にかじってみると、おおすごく甘い!これは捨てておくのはもったいないのですっかり食べてしまった。
でもりんご狩りって費用対効果としてどうなんでしょうねぇ。1個食べたらもう食べられないような気が・・・
続いてプルーンの木へ突入!
こちらもおいしそうなプルーンが鈴なり。
実をつまんで回転させて簡単に取れるのが美味しい実だとわかった。
心置きなく味わいました。
その後、再度豊平峡温泉へ移動。先ほどよりは混雑も緩和していた。
温泉でゆったりとした後、お約束のカレーを賞味。
こちらも美味しくて大満足!
楽しい1日でした。
2009年9月21日月曜日
オータムフェスタに行ってきました
いつの間にか自転車に乗れるようになった次男と妻の三人でオータムフェスタに行った。
2人は自転車、私は市電のどさんこパスで移動。
まず8丁目に行きホエー豚の豚丼、白老牛のハンバーガー、鵡川のししゃも焼き、白いたい焼き、ホタテしゅうまいと一気にお腹いっぱいである。
お腹がすいていたので一気に食べてしまい写真を撮っている暇なし・・
その後東へ向かう。とても寒いので6丁目ではホットワインを飲んだ。紙コップというのが残念だが味はとても美味しかった。すっかりいい気分になって4丁目まで移動。日替わりのレストランコーナーが気になったが、もう今日は食べられないのでまた次回ということにしよう。
その後2人とは別れて別行動。ジュンク堂へ向かう。
途中始まったばかりの「ポロクル」コーナーを発見。
私の携帯はおサイフ機能が無いので利用できないが、こういう取り組みはどんどん進めてもらいたい。
あーでも、それよりも先に市内にもっと駐輪場を増やして欲しいかなぁ。
「極北で」を読んだ!
荒野もの。1616年、北極海ではオランダとイギリスが油を求めて競って捕鯨を行っている。その中のある捕鯨船が男を一人極北に残して帰航の途についた。
男は同僚と賭けを行っていた。1年間この地で生き延びることができるのか。どう考えても人間が生きていける地ではない。しかし男は残ることにした。男はこの航海に出る直前愛する妻と生まれたばかりの子どもを亡くしていた。半ばやけになっていたのかもしれない。
この誰もいない、人間の生を拒むような地で彼は頑なに日課を守り、日記を綴り、そして神に祈る。靴職人である亡き妻の父の下で身に付けた靴作りを続けているといつの間にか妻との生活を思い出す。幸せだった日々、生まれてくる子どものことを考える日々、そのようなことを思い出しているうちに彼の元に妻が現れる。幻影の妻との日々を過ごしながら、次第に彼はこの地で生きている意味を考えていく。
1年が経ち、仲間の船がやってきたとき、彼には不思議な力が備わっていた。それは・・・
同じ極地ものでも、以前読んだこの本とはかなり印象がちがう。「エンデュアランス号」はまさに冒険活劇。1人の落伍者も出さず全員が帰還するまでの長い長い道のりを描いている血沸き肉踊る実話である。
一方「極北で」は400年前の航海日誌から紡ぎ出す小説であるが、人間の生と贖罪について深い考察をめぐらす作品である。
極北の白夜の中で主人公が苦悩する描写は、淡々としつつも無駄の無い表現で読者を引き込む。そして自然の圧倒的な力の前に一人ひとりが生きている意味を考える、そんな作品である。
amazonより
内容(「BOOK」データベースより)
1616年夏、北極海。イングランドの捕鯨船が帰国の途に着こうとしていた。トマス・ケイヴという名の寡黙な男を一人残して―。明けない夜。うなりをあげ る吹雪。闇を染めるオーロラ。雪と氷に閉ざされた極限状態のなか、ケイヴは、日々のできごとを克明に記し、生きるために獣を狩り、思い出深いヴァイオリン をアザラシたちにむけて奏でる。ケイヴはなぜ、極北の地に残ったのか。底知れない哀しみを抱えた男の越冬と魂の救済を重ねあわせた、胸をゆすぶる物語。英 国人女性作家が400年前の航海日誌と豊かなイマジネーションで紡ぎだした、壮大なスケールのデビュー長篇。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハーディング,ジョージーナ
1955年英国生まれ。ロンドンの出版界で働き、80年に来日。翌年まで東京で編集の仕事に従事。以後アジア各地、ヨーロッパ大陸を旅してまわる。現在はエセックス州コールチェスター在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
2009年9月19日土曜日
「走る女たち」を読んだ!
ランニングもの。走る「女性」ということで、むさくるしい男ものよりもおもしろいかも?と思い購入。
そもそも女性が走るということ自体さまざまな制約があった時代、男装してまでマラソン大会に参加し、女性ランナーへの道を開いた方に始まり、アドベンチャーランやトレイルランのエリートランナー、気が付けば8万キロも走っていたというランナーなど結構とんでもなくすごい人たち15人のエピソードを紹介している。
中には拒食症とたたかいながら365日24~32キロ走り続ける女性、乳がんと戦いながら走り続ける女性
、ムスリムの戒律に対抗しながら自由を求めて走り続ける女性などすごい人ばかりです。
さらに「脳もの」で出てきた走ることで学習障害がよくなってきた女性、てんかん発作をかかえながら一般の理解向上のために走り続ける女性などなど、頭が下がります。
こんなすごい人もいるんだなぁ。
ただ気になったのは、すべての人がスピードを求めていること。追い立てられるようにスピードを求めレースでのタイム短縮、順位向上が描かれている。それが走ることのモチベーションになるというのはわかるような気もするが、現在の自分はタイムやスピードよりも長く走ることを目標にしたいと思っているので、そのような話も読みたかったなあとも思う。
amazonより
内容紹介
走ることに魅せられた女性ライターが、ポジティブ・ランニングで人生の転機を素敵に乗り越えた15人の女性たちの物語をまとめたノンフィクション。
走っ ている限りてんかんの発作が起こらない「ダイアン」、学習障害と闘いながら天性の運動神経を開花させた「シェリル」、イスラム教徒には許されない女子ラン ニングの解禁を訴える「アスラ」、末期がんを患いながらもランニングを続けて延命する「ルイーズ」、性転換で女性ランナーとなってランニング大会に参加し た「ジャネット」――。
走る女たちにとってのランニングは、健康やダイエットといった単純な目的のためにはあらず。それぞれに走る理由を抱える女は、トレーニングに打ち込み、自 分に挑戦し、走り続け、人によっては奇跡的な成果を生み出す。どの女たちもじつに魅力的で人生を謳歌している。読みすすむうちに不思議と走り出したくなる 一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
走れば元気が出る!!ポジティブランニングで人生の転機を素敵に乗り越えた15人の感動秘話。
2009年9月16日水曜日
鳩山政権で日本がどう変わるか
「整理HACKS!」を読んだ!
机の周りはなかなか片付けられない。欲しい資料が欲しい時に限って出てこない。同僚と一緒に資料作成をするとファイル管理がうまくいかない・・・こんな時にはこの本を読みましょう。
どこでもオフィスを実現でるようにする便利なツールがいろいろと出ているようで、大変参考になった。ただここまで徹底的にできるかどうかはずぼらな私にはちょっと無理なので、活用できるところからやってみようと思う。
「脳地図を書き換える」を読んだ!
脳もの第2弾。この手の本を東洋経済が出しているのにひかれて購入。
「脳を鍛えるには運動しかない!」と同じように運動により脳が大きく変化することが海外の研究結果の紹介とともに触れられている。
脳は細かな領域に分けられそれぞれの領域に名前が付けられており、これを「脳地図」と呼ぶ。脳科学の世界ではおよそ100年間、「脳地図」は決まった役割を果たしていて、この領域-役割という関係は一生変わらないとされてきた。
しかしここ10年程の研究成果により、「大人の脳は変わらない」が迷信であることが証明されたのだ。
この本ではこれまで普遍と思われてきた「脳地図」の領域を超えて脳がその構造を変えるほどの可塑性をもっているということをさまざまな実例を元に紹介している。
65歳で脳卒中から回復(失われた機能を脳の他の領域が補完している)
聴覚障害者は目が良い(視覚野が聴覚野にまで拡大している)
視覚障害者は点字を指で読む時に視覚野まで使用している(指の感覚野が視覚野にまで拡大している)
戦争や病気で体の一部を失ったにもかかわらず、その後も失った部分に痛みを感じる「幻肢痛」
足を見ると性的興奮を覚える「足フェチ」(感覚地図において足と生殖器が隣接している)
など、おもしろいエピソードが満載である。
さらに、メンタルトレーニング(たとえばスポーツの動きを頭の中で視覚としてイメージするトレーニング)により、実際に運動したときと同じ変化がおきているそうだ。これにより運動能力を高めることができるだけでなく、うつや強迫性障害といった心の病を治すことができるそうだ。
ビジネスでも必要な集中力を養うため、また心の病や依存症の治療のために「瞑想」の実施を薦めている。「瞑想」というとスピリチュアルな香りがするのだが、実際には脳の可塑性を利用して脳の力を高める「筋トレ」と位置づけている。
瞑想すると脳は激しく覚醒しながらリラックスするという特別な状態に入りガンマ波が出るが、アメリカのウィスコンシン大学での研究結果では瞑想の修業時間が長いほどガンマ波の強くなることが証明されたそうだ。
瞑想により新しい脳マップを構築することで、仕事にも生活にも集中力と幸福感を感じながら過ごすことができると結んでいる。
よし、今度は走っている時に瞑想できるように工夫できないか調べてみようと思う!
amazonより
出版社/著者からの内容紹介
大人の脳は変わらないと信じられてきたが、しかし、それは俗説であった。幼児、子どもの脳だけでなく、大人の脳もどんどん変化を続けることを紹介。脳地図 (脳のそれぞれの部位が体のどことつながっているかを明らかにしたもの)はピアノ、バイオリン、スポーツなどの運動、リハビリなどによっても変わるが、心 に何かを思い浮かべるだけでも変わる。本書は脳科学における革命的な書物である。
ま ず、本書は「脳は変わらない」というのは完全に俗説であることを指摘。さらに、シナプス(情報伝達の道)という脳全体から見て小さいものではなく、大脳や 小脳といった脳の部位そのもの役割が変わってしまうことを明らかにする。そして、どのようなことをすれば、脳が大きく変わっていくかを解説。脳を変えるた めの瞑想やイメージトレーニングの仕方なども解説する。
内容(「BOOK」データベースより)
頭をよくする特効薬はエクササイズだった。人間の脳がもつ驚異的な柔軟性と脳を変えるための具体的な方法を解説。
2009年9月15日火曜日
「脳を鍛えるには運動しかない」を読んだ!
走るモチベーションを維持するために何冊か購入したランニング関連本のうちの一つ。
運動をすると心肺系が鍛えられ、筋肉量も減らすことができるので健康維持が可能・・・という感じの本と思っていたのだが、いやいやどうして!運動の効果はもっとすごいところにある、という内容。
脳細胞は大人になると増えることは無い、どんどん死んでいくのみと考えられてきたのだが、最近の研究では大人になっても脳細胞を増やすことが可能なのだそうだ。しかもそれは「走る」ことで可能になる。
そもそも人間は食料を得るために毎日かなりの運動量をこなしていた。遠くまで獲物を走って追いかける。それを家族が待つ場所まで運ぶなどなど、運動することが当たり前の生活を続けながら進化してきたのである。体の器官の一部である脳も例外ではない。
運動することで脳内ホルモンのバランスが最適化され、脳細胞が増え、さらにニューロンのネットワークが増える。
これが何を意味するかというと、運動すると「脳が健康になる」「脳の機能向上が図られる」「さまざまな病気の治療および予防が可能になる」という、都合の良い話ばかりがどんどん紹介される。
何となく「運動するとすっきりする」から体によい感じがする、という観念論的もしくはトンデモ本ではなく、実際に世界の脳科学者により行われた研究成果や論文の内容を紹介しながら、理論的に「運動は脳をベストの状態にする」ことを紹介している。
筆者はアメリカの著名な医師であり、アメリカの最も良い医者のランキングにいつも登場するそうだ。
40歳を越えて急に代謝が落ち、筋肉も落ちるスピードが速まってきたように感じる。まるで砂時計の砂が落ちるようだ。しかしこの本によると、その砂時計に砂を供給することができるようだ。それはまさに運動!走ることで進化してきた人間にとって一番大事なのは走ること!そう読んだ。
この本を読むと「なぜ運動しないでいられるのですか?」と問いたくなる。
大当たりの一冊です。
アマゾンより
出版社/著者からの内容紹介
人間の脳は走りながら進化した。
脳と気持ちが劇的に変わる脳科学からの運動指南。
空前の脳ブームとランニング・ブームを結ぶ待望の書!
「この10年、脳についてたくさんの本を読んできたけれど、本書はもっとも役に立つ1冊だ」
(ドナルド・ミッチェル:amazon.comトップ10レビュワー)
運動すると気分がスッ キリすることは誰でも知っています。けれどもなぜそうなるのかわかっている人はほとんどいません。本書は「運動と脳」の関係に神経科学の視点から初めて しっかりとメスを入れ、運動するとなぜ学習能力が上がるのか──のみならず、ストレス、不安、うつ、ADHD、依存症、ホルモン変化、加齢といった人間の 生活・人生全般に影響を及ぼすのか、運動がいかに脳を鍛え、頭の働きを取り戻し、気持ちを上げるかを解き明かします。
「イントゥザワイルド」を観た!
アラスカの荒野に打ち捨てられたバス。たまたまそこを通りかかった猟師がその中で死んでいる若者を見つけた。彼が残した日記から、なぜ彼がそこで死ななければならなかったのか、彼は何を思って死んだのかが明らかになった・・・
何不自由なく過ごし、大学を卒業した彼は突然すべてを捨て去り旅に出る。
身分証明書を破り、金をすべて燃やし、車はナンバープレートをはずして自分を過去と切り離して、体一つで生きていく道を選んだ。
旅の途中でさまざまな人たちと出会い、人生が交差し、そして別れる。
頑なに一人で生きる道を選びつつも何故か人に惹かれる。そして最後の瞬間に彼が思ったことは・・・
映画の最後にはこれが実話であることが紹介されるが、生年月日を見ると、「おおっ、同じ年代の人ではないか!」
映画としては楽しかったが、自分が同じ生き方を望むかというと疑問符が付く。さらに彼が純粋に一人で生きることを楽しんだというよりも、何かから逃れるための手段として放浪を選んだというところが残念である。
何も考えず?純粋に放浪すること楽しんだ「オンザロード」と比べると、悲壮感や逼迫感が漂う。そこがまた良いところ、ということなのだろう。その意味では日本人好みの話といえるかもしれない。
なんでも現地で手に入るものでやってみよう、というところでいくとこの本に共通する面白みもある。ただ服部氏は帰宅することが大前提にあるため、食いっぱぐれることは基本的に無いのだが、この映画の主人公は放浪し荒野で暮らすことが目的となっているにも拘わらず後に致命的な失敗から餓死してしまうことになる。
服部氏は物好きな実験家だとすると、この主人公は危険性もわからずにロシアンルーレットに憧れていた無謀な生き方だったといえるかもしれない。
「誰も守ってくれない」を見た!
「誰も守ってくれない」がビデオで出たので志田未来つながりで早速見た。
主人好の一人である少女は、ある日学校で先生から呼び出される。警察が学校に来ていてそのまま自宅に帰ることに。
何があったのかと思うと、兄が小学生の通り魔殺人の犯人として連行されたのだった。
彼女と両親は突然犯罪加害者の家族として報道、ネット上での批判にさらされることとなる。
一方もう一人の主人公(佐藤浩市)はマル暴担当の刑事だが、人手不足によりこの事件の応援に借り出される。担当は犯罪加害者の家族の保護である。「被害者よりも加害者の家族をなぜ守らなければならないのか?」と批判され疑問に思いつつも必死に主人公の少女を守っていく。
しかし彼は過去のある事件と関わりがあることから、この少女と同様にネット上の批判にさらされていくことになる。その事件とは・・・
出だしのスピード感と犯罪加害者の家族を守るという一見不可解?な話に対する興味で一気に物語に引き込ませるところは面白みを感じたのだが、話が進むにつれて次第にアラが目立ち始める。
特に佐々木蔵之介が演じる雑誌記者は過去の事件記録から刑事の過去を暴くのだが、その後はネット上で展開されるプライバシー暴露合戦の傍観者にしか過ぎなくなってしまう。登場の仕方が良かっただけになんとも損な役回りである。
いろいろと無理な展開が多く、脚本力の不足を感じた。テーマは面白かっただけに残念な一作である。
主人好の一人である少女は、ある日学校で先生から呼び出される。警察が学校に来ていてそのまま自宅に帰ることに。
何があったのかと思うと、兄が小学生の通り魔殺人の犯人として連行されたのだった。
彼女と両親は突然犯罪加害者の家族として報道、ネット上での批判にさらされることとなる。
一方もう一人の主人公(佐藤浩市)はマル暴担当の刑事だが、人手不足によりこの事件の応援に借り出される。担当は犯罪加害者の家族の保護である。「被害者よりも加害者の家族をなぜ守らなければならないのか?」と批判され疑問に思いつつも必死に主人公の少女を守っていく。
しかし彼は過去のある事件と関わりがあることから、この少女と同様にネット上の批判にさらされていくことになる。その事件とは・・・
出だしのスピード感と犯罪加害者の家族を守るという一見不可解?な話に対する興味で一気に物語に引き込ませるところは面白みを感じたのだが、話が進むにつれて次第にアラが目立ち始める。
特に佐々木蔵之介が演じる雑誌記者は過去の事件記録から刑事の過去を暴くのだが、その後はネット上で展開されるプライバシー暴露合戦の傍観者にしか過ぎなくなってしまう。登場の仕方が良かっただけになんとも損な役回りである。
いろいろと無理な展開が多く、脚本力の不足を感じた。テーマは面白かっただけに残念な一作である。
2009年9月8日火曜日
「DAWN」を読んだ!
内容紹介
最高の純文学にして究極のエンターテインメント! 2033年、人類で初めて火星に降りたった宇宙飛行士・佐野明日人。しかし、宇宙船「DAWN」の中ではある事件が起きていた。世界的英雄・明日人を巻き込む人類を揺るがす秘密とは?
そうか、純文学なのか。近未来のアメリカが舞台のSFとして読んだが・・・。
設定が非常に精緻であり、その中に現代につながるキーワードをちりばめられており違和感無く世界観を堪能することができた。
東京では大震災があり、主人公明日人は息子を亡くしている。アメリカは大統領選の終盤に差し掛かっており、野党民主党は選挙で挽回を図るべく民間エージェントにキャンペーン映像を委託しているが芳しい出来にならない。そんな中、与党共和党が武力介入し泥沼となっている東アフリカで禁止されている生物兵器が使用され、あろうことか国内でもその被害が出ているとの情報が入ってきた。
巻き返しの切り札として情報収集を進めているうちに、有人火星探査「DAWN」との関係が次第に判明してきた。世界に公開されていないある事件とは?東アフリカとの関連は?大統領選との関連は?
というお話。
プロットはしっかりしており、さらに表現に無駄が無い。舞台は近未来だが、人間のドラマがしっかりと描かれている。結末はやや物足りなさを感じたが自信を持ってお薦めできる作品である。
ひとつ難点を挙げれば、表紙のデザイン、なんとかならなかったのでしょうか?
これじゃ、効果音ですよ・・・せっかく良い作品なのにこれで引く人もいるのでは。
UNIQLOCK PARISバージョン開始!
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