2009年9月19日土曜日

「走る女たち」を読んだ!



ランニングもの。走る「女性」ということで、むさくるしい男ものよりもおもしろいかも?と思い購入。

そもそも女性が走るということ自体さまざまな制約があった時代、男装してまでマラソン大会に参加し、女性ランナーへの道を開いた方に始まり、アドベンチャーランやトレイルランのエリートランナー、気が付けば8万キロも走っていたというランナーなど結構とんでもなくすごい人たち15人のエピソードを紹介している。

中には拒食症とたたかいながら365日24~32キロ走り続ける女性、乳がんと戦いながら走り続ける女性
、ムスリムの戒律に対抗しながら自由を求めて走り続ける女性などすごい人ばかりです。

さらに「脳もの」で出てきた走ることで学習障害がよくなってきた女性、てんかん発作をかかえながら一般の理解向上のために走り続ける女性などなど、頭が下がります。

こんなすごい人もいるんだなぁ。
ただ気になったのは、すべての人がスピードを求めていること。追い立てられるようにスピードを求めレースでのタイム短縮、順位向上が描かれている。それが走ることのモチベーションになるというのはわかるような気もするが、現在の自分はタイムやスピードよりも長く走ることを目標にしたいと思っているので、そのような話も読みたかったなあとも思う。


amazonより
内容紹介
走ることに魅せられた女性ライターが、ポジティブ・ランニングで人生の転機を素敵に乗り越えた15人の女性たちの物語をまとめたノンフィクション。
走っ ている限りてんかんの発作が起こらない「ダイアン」、学習障害と闘いながら天性の運動神経を開花させた「シェリル」、イスラム教徒には許されない女子ラン ニングの解禁を訴える「アスラ」、末期がんを患いながらもランニングを続けて延命する「ルイーズ」、性転換で女性ランナーとなってランニング大会に参加し た「ジャネット」――。

走る女たちにとってのランニングは、健康やダイエットといった単純な目的のためにはあらず。それぞれに走る理由を抱える女は、トレーニングに打ち込み、自 分に挑戦し、走り続け、人によっては奇跡的な成果を生み出す。どの女たちもじつに魅力的で人生を謳歌している。読みすすむうちに不思議と走り出したくなる 一冊。

内容(「BOOK」データベースより)
走れば元気が出る!!ポジティブランニングで人生の転機を素敵に乗り越えた15人の感動秘話。

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