2009年7月31日金曜日

今週読んだ本

まずは落語物。出だしはちょっととっつきにくかったが楽しくあっというまに読了。それぞれのハッピーエンドで何より。



つづいて食事もの。恋人に捨てられた主人公が田舎へ帰り、得意の料理をもとに幸せを1日1客に提供する。さらに家族との関係や家族同様のペットとの関係を織り交ぜてこれまたそれぞれの幸せをめぐるお話し。個人的にはややでき過ぎのプロットと感じた。映画化されるそうだが好きな人にはすきなんだろうなぁ・・・



2009本屋大賞とのことなので期待しながら読んだ。これを読むとパック牛乳が飲めなくなる?
ひとつの事件を元にさまざまな登場人物の「告白」がなされ、それがまた新たな展開をというお話し。最初の告白が一番強烈で新鮮だったが、中盤ややなかだるみ。最後はおお!ってな展開となるわけだが、個人的にはこのような「目には目を、歯には歯を」的な話しが好きになりにくい。とくにラストはそれでいいのかぁ?って感じ。痛快!ってのとは違う後味感。まあ、わかりやすいし読みやすいので本屋さん的にはいいタマってことなのでしょうね。

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