2009年7月19日日曜日

「女王の教室」を観た

「刑事の現場」つながりで遊川和彦氏の作品を調べ最近の作ということで観た。


学校もの、日本テレビ系列ということで、正直なところあまり期待していなかったのだが、いえいえどうして!これはすごい!
お試しで借りた第1話ですっかりやられてしまい、夜更かししながら一気にシリーズ全編およびスペシャルまで観てしまった。


ウィキペディアで調べると
 平成18年日本民間放送連盟賞 NAB Awards 2006(優秀)
 第43回ギャラクシー賞 奨励賞
 第32回放送文化基金賞 優秀賞
 第24回向田邦子賞遊川和彦
とたくさん受賞している。このころはテレビで連ドラをみる習慣がすっかりなく、リアルタイムでは取り残されていたようだ。


脚本がやはりすばらしい。舞台は教室だがメッセージは日本人全員に対して発信されている。
 「いい加減に目覚めなさい!」 
はいっ! 今まで目覚めていませんでした!
本当に目が覚めたというかこの年にして目覚めました。人生観が変わりました。とても楽になりました。


さらに俳優陣がうまい。特に主人公の女の子を演じた志田未来さんが本当にうまい!
4~6話で主人公が心理的に追い詰められている辺りや最終話に向けて先生の本当の姿を浮かび上がらせる演技、とても子役とは思えないほどの演技力である。ともすれば暗くなりがちな展開を彼女の明るい演技が救っている。このすばらしい演技をもっとみてみたいので、志田未来さんが出演している他の作品もチェックしてみることにしようと思う。

0 件のコメント: