2008年6月22日日曜日

生活向上に向けたモチベーションの高さに感動

NHKスペシャル
沸騰都市 ダッカ

貧しい国の代表格であったバングラディシュの首都ダッカでは
近年経済成長率が6%を超えている。

この成長を支えているのは貧困層
マイクロクレジットのBRACKが行う少額融資を元手に
小規模のビジネスを興し生活向上を図っている。

番組で紹介されていたのは、夫が病気になってしまい
妻が品物の少ない商店をきりもりする様子や
縫製工場を少しずつ大きくしていく若い経営者の様子

BRACKは金融機関や通信会社の経営するNPOだが
職員数は1万6千人
農村へのインターネット開設により、情報格差をなくし
生活の質を上げるといった事業の様子も紹介された。

番組の登場人物に共通するのは
そのあくなき向上心に目が輝いていること
この国では政府も誰も助けてくれない。自分で何とかしなければならない。
でもチャンスは誰にでも保障されている。
だから努力して生活を向上させよう。事業を大きくしよう。
自分たちにもできるんだ。ということを誰もが口にしている。

高度経済成長期の日本も同じ活気に満ち溢れていたのだろうか
とても大きなパワーを感じる。

一方で、建造物の構造が気がかりだった。
レンガ造りなのに10階くらいの高層建築が多い。
耐震性は大丈夫なのか?と心配になった。

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